2014年12月14日

創造力の学校 (6)

"ゴミの気持ちになって考えてみる"

 創造力( Creativity ) のある人と無い人の間には大きな違いがあります。創造力のある人は、平凡な人が見たらびっくりするくらいの行動力があることをしばし目にします。オリジナルな発想をもつクリエイティブな人は、自分の発想が正しいことを検証しようと、実行に移すからです。

 世の中の常識、既成概念にまずは疑問を挟み、「本来こうあるべきだ」 と勝手に妄想するところから創造力は生まれてくるのではないでしょうか。

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 「 ある人が天才で、あなたが知らないことを知っているのは、彼の心が開いていて、人間の制限のある思考をこえた疑問や途方もない考えやひらめきを、無視せずにじっくりと考えるからだ。

 彼はこうした自分のアイデアを楽しみ、理にかなったものとして受け入れている。一方、あなたはこうした考えを拒絶する。

 何か一つの思いが浮かび、思考されるとそれは実在となる。夢見たり、想像することはすべて、存在の次元の中にあるのだ。

 これが、すべての想像が現実化するプロセスなのである。 」 ラムサの言葉 (アメリカの預言者)

 ラムサの言葉には、創造力を持ち、それを現実の世界にむすびつけていく人間の特徴がよく表されていると思います。世の大多数の起業家や、発明家は、こうしたマインドを持っているのでしょう。

 つねに MINDS WIDE OPEN ( 心を広く持つ。異なる考え方を排除しない。 )。アイデアが出てきたら、それがもし理にかなったものであるのなら、実践する。思いついたら、それを面白いと思うだけではダメで、実践することが大切なのです。

 今流行のネットビジネスにも、創造力を現実に移すことの大切さを説いている人がいます。 『テトラポットに札束を』 を著し、自らメルマガやセミナーでもインターネットビジネスの取り組み方を教えている和佐大輔氏がいます。

 『テトラポットに札束を』 という題名がとても奇異で、思わず手にとったところから和佐大輔氏を知ったのですが、12歳のときに友人と高知県の海岸で飛び込み遊びをしていたら、頭をテトラポットにぶつけ、それ以来、クビから下が動かなくなり、車椅子生活を余儀なくされている方です。

 ベッドに寝たまま、学校に行くことも、働くこともできない生活。唯一できたのがパソコン。
最初は、自立して生活していくために、インターネットビジネスを検索して文字起こしの仕事をしたそうですが、月3万円にしかならず、あきらめます。

 次にヤフーオークションを始め、彼が遊んでいたゲームのセーブデータを改造することで、1、500円で手に入れたメモリーカードに、買ってきた改造セーブデータを入れることで、2,500円で転売する。

 「人ができないことや、人がやらないことを代わりにやればお金になる」
ということを学んだ彼は、アフィリエイトビジネスなどで、車イスにのったまま、17歳で月収1,000万円を稼ぐまでになります。

 そんな彼が著書の中で想像力を豊かにする方法を説いています。

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   「 ゴミの気持ちになって考えてみる。バカげた発想かもしれないが、人が思いもつかないようなことを考え、想像力を豊かにすることが、新規ビジネスを創出する方法。 」
   

  “ゴミの気持ちになる” 

 日本の抱える問題も、世界の抱える問題も、結局は一人一人の想像力の乏しさが、小さな間違いを連鎖的に起こして肥大化したものです。そもそも、僕らはよく間違いを犯すのです。

 だとすれば、常に想像力を働かせて、問題が見つかったら端から全部修正していくぐらいの小回りを利かせなければならない。

 たった1日、想像力を働かせることに意識を集中させれば、絶対にいままで気がつかなかったことに気がつき、いままで見えなかったことが見えるようになります。

 僕のパートナーが教えてくれたエクセサイズは 「ゴミの気持ちになる」 というものです。道端におちているゴミに着目して、どんな気持ちなのかと考えてみると、拾ってあげたくなったり、あるいは、ゴミ箱の少なさに気がつくかもしれません。 

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  良い着眼点だと思います。人が要らなくなったものを捨て、社会の不要物とされているゴミですが、こんなところにも新ビジネスの元になる発想があります。スウェーデンでは国の政策によりゴミのリサイクル率が99%に達し、隣国のデンマークやフィンランドのゴミを有料で買い取り、再資源に再生し、ひとつの産業に育ててしまっていますが、日本ではまだリサイクル率は30%未満です。

 身近なところでは、毎朝、自転車でアルミ缶を拾い集め、鉄スクラップヤードに売って生計をたてているオジサンたちがいます。彼らが集めた空き缶は、最終的には商社が中国や東南アジアに輸出され、日本の貿易黒字になっています。

 また、紅葉の綺麗な秋になると、落ち葉拾いがたいへんな仕事になりますが、樹木のゴミを “燃えるゴミ” に出してしまうと、燃やされてCO2が増えるだけですが、これをビジネスにしてしまった会社もあります。

 三井物産は、子会社を通じて樹木ゴミ、木くずや削りかすをヤードに収集し、それをコルクに再生する工場をつくり、燃料資源として売り出したのです。こうすると、樹木のクズはゴミではなく、資源に生まれ変わります。今までは焼却するしかなかったゴミが、お金も産むわけです。

 “ゴミの気持ちになって考える” − 突飛な考え方かもしれませんが、発想を変えることによって、今まで気がつかなかった真理が見えてきたり、新たなビジネスチャンスが発見されることがあります。

 そんなチャンスは、案外、私たちの生活の周りに転がっているものです。私たちの創造力を鍛えてみるひとつの方法ですね。

 (つづく) 

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 【 テトラポッドに札束を − すべては絶望から始まる 和佐大輔 】


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2014年11月20日

創造力の学校 (5) 

創造力を豊かにして、ひいては仕事や生活まで大胆な思考を取り入れるにはどうしたら良いか。今回は、アメリカで最も信頼されている、戦略的に考え、行動する 「リーダーシップ論」 の権威であるジョン・C・マクスウェルの著書から紹介します。

 “クリエイティブな人になるちょっとしたコツ”


 あなたは自分のことを創造的だと思っているだろうか。恐らくそうではないだろう。もし創造的に考えることを習慣にしているかと質問されても、どう答えればいいかわからないのではないか。そこで今回は、創造的にものを考えている人の特徴について考えてみよう。

 『ブレイクスルー思考術』 などの著書がある、コンサルタントのアネット・モーサー・ウェルマンは言う。

 「創造性の高い人はアイデアを大切にする。生まれながらの才能に加えて訓練によって創造性を高めている。彼らにとって創造性とは第二の天性であり、それを効果的に活用する術を心得ている。」

 創造性とは、いかに多くのアイデアを持っているかということであり、アイデアの大切さも認識していなければならない。

 人は興味のある分野にはアイデアをたくさん持っているものだ。妻のマーガレットもそうで、彼女はインテリアに関心が高い。二人でアンティークを見に行くと、彼女はまたたく間に自分の探している物を見つけ出す。

 その素早さと的確さには目を見はるものがある。一度妻に、どうしてそんなことができるのかとたずねてみたら、 「私には自分が何を探しているかわかっているからよ。カタログで目星をつけてきたから。」 という答えだった。

 マーガレットはカタログや雑誌を何冊も読み、定期的に新しい出物やトレンドをチェックしている。いつでも “アイデアのたね” を頭に仕入れているのである。

@ 問題点を指摘したら、“解決策” を3つ出す。
 
 私はこれまで、創造的にものを考える人で、いくつもの選択肢があるのをいやがる人に会ったことがない。さまざまな可能性を模索することで、創造性に欠かせない想像力が刺激される。アルバート・アインシュタインも 「創造力は知識よりも大切だ」 と考えていた。

 私をよく知っている人は、私が必ずいくつかの選択肢を用意する人だということを知っている。なぜなら、そうすることが最善の答え (唯一の答えではない) を見つける手がかりとなるからだ。

 チームの誰かが問題を抱えてやってくると、私は可能性のある解決策を3つ示すように言う。問題点を指摘することは誰にでもできるが、解決策を提案できるのはよくものを考える人間だけだ。そして、最善の答えを見つけるのはそういう人なのである。

A ファジーな部分を想像力で埋めてみる
 
 著述家 H.L.メンケンは、 「退屈な男は常に革新に満ちており、確信に満ちた男は常に退屈だ。」と言った。創造的な人は不確実性を一掃しようとはせず、人生のあらゆる矛盾や機敏を理解している。そしてそうした部分を探索し、想像力でそれを埋めることに喜びを感じる。

B “常識はずれ” を無視しない。
 
 創造性とは、元来、未知の領域を探索するものである。外交官であり、長年、イェール大学学長をつとめたキングマン・ブリュースターは、 「創造性豊かな人と変人とは相関関係にある。だから、われわれは変人とも喜んでつき合わなければならない。」 と言う。

 自分の中にある創造性を育てるには、少しばかり “常識はずれの人” ともつき合うようにしよう。

C 「点を線につなげる方法」

 創造性は他人のアイデアを利用するものなので、一見、無関係に見えるアイデアとアイデアを結び付ける能力が非常に重要になる。グラフィック・デザイナーのティム・ハンセンによれば、 「創造性がとくに発揮されるのは、何かと何かを関連づけたり、いろいろな方向から眺めたりして、新しい表現方法を見つけようとするとき」 である。

 一見つながりのなさそうなアイデアとアイデアを結び付けるにはどうすれば良いかと考えたときに、ふと、子供の頃の遊びを思い出した。点と点をつなぐ遊びだ。初めはただ点がいくつも並んでいるようにしか見えないのだが、そこには作者の意図が隠されている。

 点を結んでいくと、鉛筆の先から作者が思い描いていた絵が浮かび上がってくるのである。

 目標がわかっていれば、点と点をつなぐのは簡単だ。それと同様に、計画が頭の中にあればアイデアとアイデアを結び付けるのは簡単である。

 まだ新米の牧師だった頃の私は、説教のトピックは3か月前に選ぶことにしていた。そうすれば、説教に使える話や意見を集めてメッセージをより豊かにすることができるからだ。そこで気づいたのは、プランがあれば、無関係なアイデアどうしに関連性をもたせることができるということだ。

 つまり、点が線につながるのである。

 これは執筆するときにも当てはまる。本書のタイトル、テーマ、概略を決めるときも何か月もかかった。その段階が終わったところで、私は意識して本のコンテンツを探し始めた。また素材を集めるために、どういうものがほしいかをスタッフにわかりやすく伝えることができた。

 それに新しいアイデアも浮かんできた。まとめると、創造的思考は次のような道筋をたどるのである。

 考える → 収集する → 創造する → 修正する → 関連づける

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 ( 引用: すごい 「考える力」!)


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2014年10月19日

【 創造力の学校 (4)】

ゴルゴ13.jpg

 “夢が叶いやすい目標設定のルール”

 創造力( Creativity ) のある人と無い人の間には大きな違いがあります。創造力のある人は、平凡な人が見たらびっくりするくらいの行動力があることをしばし目にします。オリジナルな発想をもつクリエイティブな人は、自分の発想が正しいことを検証しようと、実行に移すからです。

 世の中の常識、既成概念にまずは疑問を挟み、「本来こうあるべきだ」 と勝手に妄想するところから創造力は生まれてくるのではないでしょうか。

 今日は、20代で自分の理想の生活を手に入れた新婚ほやほやのカップルのサクセスストーリーを紹介します。創造力を発展させて、遂に理想の生活を手に入れたお話です。

 パソコン一台で稼ぎながらヨーロッパを旅して回るノマドワーカーの麻丘亜紀さんと坂口裕樹さん(新婚・お二人とも関西)をFacebookでフォローしています。まず写真を見て下さい。カッコ良すぎます!
写真はイタリア・アマルフィの海でのクルーズ船での光景。ゴルゴ13の一場面みたいではないですか。

 麻丘亜紀さんはまだ28歳ですが、独立起業し、ネットショップの運営やライター業、デザイナー業、SNSコンサルティング等で成功された方です。そこに至る道のりには、挫折もあり、一度はあきらめかけた夢をかなえられた方です。

 先日、麻丘さんは母校の龍谷大学の校内誌でノマドワーカーとしての成功を紹介され、講演会もされました。

 旦那さんの坂口さんもまだ30代前半と若く、サラリーマンで激務を経験され、体を壊して6か月寝たきり状態になり、自分の人生を見つめ直し、パソコン一台で自由に仕事をするライフスタイルを選び、ネットショップ運営などで稼ぎ、世界各地を回りながら生活しています。

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 “夢が叶いやすい目標設定のルール”

 僕は今、自分のやりたいもので生計を立てることができたり、自分の理想のライフスタイルをだいぶ叶えることができるようになってきました。しかしこれは、運良く叶ったものではなく、とあるルールに基づいて行った 「目標設定の立て方」 によるものが大きいと思っています。夢や目標を立てるたてるときは、ただ漠然と立てるだけでなく、

 ちょっとした要素を取り入れるだけで夢へと向かう意識が明確になります。今日は、僕がふだんやっている理想のライフスタイルを叶えるための目標設定の方法をシェアさせていただきます!

 1.目標の有効期限を書く

 まずは目標の有効期限を決めます。
「いつか月30万を稼ぎたい」 「いつか出国をしたい」

 でもいいですが、期限が決まっていない目標は先延ばしにされてしまうことがほとんどです。
 「半年後までに月30万を稼ぐ」「1年後の9月に出国をする」

 となると、期限が決まっているのでそれに向けての行動スケジュールが明確になります。

 期限を決めるときには、小さいステップでもいいので、半年〜1年くらいのスパンで期限を設定することをオススメします。それ以上の期間、たとえば「3年後まで」にとなると、あまりに長すぎて、なかなか本気になれません。

 叶うか叶わないか、自分でもわからないギリギリの期限。ここに目標の期限を設定するとより本気で目の前の活動に取り組むようになります。

 2.稼ぎたい金額とその用途を書く

 次に【稼ぎたい具体的な金額】を書きます。
「お金持ちになりたい」「旅するだけの自由な資金が欲しい」というような、大雑把なものではなく、

「月30万の不労収入が欲しい」「月100万をウェブで稼ぎたい」「月に1000万をキャッシュで欲しい」など、具体的な金額を設定します。

 自分が理想とするライフスタイルを叶えるためにはいくら必要なのか? その金額を手に入れたら何にいくらくらい使う? その内訳は? そのお金でどんなことをしたいのかも明確にしていきます。

 たとえば、月30万円を稼ぐことを目標にしたとします。そうしたら、

・沖縄への渡航費(片道)1万円
・沖縄の宿泊費(5000円×30日=15万円)
・食費生活費 5万円
・ビジネスへの投資 5万円
・貯金 4万円

 で30万円が必要! といった感じです。
こうすることで、自分がなぜその金額を稼がなくてはならないかが明確になり、月収30万円という金額をよりリアルに感じることができます

 3.その結果、社会に何を与えたいのかを書く

 これは僕自身の考えですが、自分だけの成功を追い求めるより、成功したあとで、こんな社会貢献をしたい、こんな価値を社会に発信したい、と思うほうが、成功に近づく速度が早いように感じます。

 変な言い方ですが、天が味方をしてくれるような気がするのです。誰も気がついていない市場を見つける。
誰も気がついていないアイディアを思いつく。思いもよらなかった穴場なキーワードを見つける。こういったことが、よくあります。

 僕は、僕自身が自由になることも強く求めていましたが、僕と同じように苦しんでいる人たちを一刻もはやく助けられるようになりたい、その力が欲しいと願ったからこそ、今、こうして世界を飛び回れる状態になったように思えて仕方ありません。

 自分の目標とする金額を稼いだあとであなたはどんな価値を、社会にお返ししますか?

 4.断定で書く

 最後に、夢や目標は「断定系」で書くということです。

「〜になったらいい」
「〜くらい稼ぎたい」
「〜になりたいと思う」こうした語尾で語る夢は弱いです。

「2015年4月までに、月30万の利益を出す。その後出国して、まずは南国タイに行く。手頃なアパートを借りて、報酬を伸ばし、その半年後の10月には、欧州を飛び回る!」 という感じです。こうして断定系にすることで自分自身に宣言することになります。

「〜したい」と思うよりも、「〜する!」 と断定したほうが、ぐっと力が入るのではないでしょうか。

 僕は辛い時ほど、もう自分は絶対に稼げないと諦めそうなときほど、断定系で夢を語るようにしてきました。今もし、自分の夢や目標をお持ちであれば、それが断定系であるかどうか確認してそうでなければぜひ、一度書きなおしてみてください。

 以上が、理想のライフスタイルが叶いやすくなる目標設定のルールでした! 特に3番目のルールの効果は、かなりあるように思いますのでぜひご自身の目標設定に取り入れてみてください。

 追伸:
今日はまたまたアパートの引っ越しです。
今回のアパートはサグラダファミリアから徒歩2分の部屋を借りました! 年間パスもあるので、毎日通ってパワーをもらいたいと思います。

 【 うつ病で半年間寝たきりだった僕がPC一台で世界を自由に飛び回るようになった話 − 坂口裕樹 】


posted by ヒデキ at 20:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 頭の回転が速くなる方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月02日

【 創造力の学校 3 】

 創造力( Creativity ) のある人と無い人の間には大きな違いがあります。創造力のある人は、平凡な人が見たらびっくりするくらいの行動力があることをしばし目にします。オリジナルな発想をもつクリエイティブな人は、自分の発想が正しいことを検証しようと、実行に移すからです。

 世の中の常識、既成概念にまずは疑問を挟み、「本来こうあるべきだ」 と勝手に妄想するところから創造力は生まれてくるのではないでしょうか。

 今週の新聞に、イーロン・マスクの発想がどこから来るのか、その沿革をたどる話が特集されていましたのでご紹介します。

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 「地球環境は危機にひんしている。人類を火星に移住させなければならない」。そう語った学生のイーロン・マスク(現テスラ・モーターズ最高経営責任者)を周囲は「クレージー」だと相手にしなかった。

 それから20年。ゼロから始めた挑戦がトヨタ自動車や米ボーイングが君臨する巨大産業を揺るがしている。
 
 航続距離が500kmを超える電気自動車(EV)をヒットさせ、自動車業界の常識を覆した。宇宙ロケットの打ち上げを成功させ、NASAから有人宇宙船も受注した。EVやロケットで実績を残し、産業構造を激変させつつある男の素顔とは。

 世界のエコカーの盟主交代につながりかねない動きが水面下で進んでいる。トヨタ自動車は、EVベンチャーの米テスラ・モーターズと2014年内にも新たな取引を行う準備を進めている。対象はエコカーの販売で削減できる温暖化ガスの排出権だ。

 米国ではカリフォルニア州などが自動車会社にエコカーの販売を義務付けている。トヨタが得意なハイブリッド車は、少ないながらも温暖化ガスを排出するため、2017年からエコカーの対象外となる。トヨタは基準達成が難しくなるため、EV販売を伸ばすテスラから排出権を購入する見込み。同州の規制は世界の潮流を先取りしており、この取引は大きな波紋を呼びそうだ。

 トヨタ社長である豊田章男が2014年3月に同州で会っていた男こそが、テスラCEO(最高経営責任者)のイーロン・マスク(43歳)だ。EV、宇宙、太陽光…穏やかに破天荒な夢を語る

 マスクは今、最も危険な経営者だ。穏やかな語り口や、はにかんだような表情とは裏腹に、既存の産業界が作り上げた構造を破壊しようとしているからだ。

 マスクは主に4つの破天荒な夢を同時に掲げている。「すべてのクルマをEVに」「激安で宇宙へ」「太陽光をエネルギーの主役に」「ジェット機より速く都市間移動を」。自動車、宇宙、エネルギー、鉄道はいずれも巨大な産業で、世界を代表する大企業が君臨する。

 マスクがこれらの目標を達成すれば既存の業界秩序を壊し、産業革命と呼べるほどのインパクトがある。脚光を浴びているのは、目標を掲げるだけではなく、常識を覆す成果を実現する有言実行の人だからだ。

 2004年に創業期のテスラに出資し、会長を経てCEOに就任。2010年には米国の自動車会社として54年ぶりの株式上場を果たした。高級EV「モデルS」をヒットさせ、2013年は2万2477台、2014年は3万5000台以上を販売する勢いだ。

 市場はテスラの将来性を高く評価する。今や株式時価総額はおよそ3兆7000億円と富士重工業やマツダを上回り、日産自動車に迫りつつある。ただ、業界の常識や秩序に反するので、常に「クレージー」だと冷ややかな評価が付きまとう。

 自動車業界において、EVは普及しないというのが長年の定説だった。1回の充電当たりの航続距離が短く、欠点だらけのクルマという評価が染み付いていた。航続距離を伸ばすためには大量の電池を積まなければならず、コストが膨らみすぎる。だから多くの自動車大手は短距離移動用の小型EVを開発してきた。

 マスクは全く逆のアプローチをする。航続距離が長い高級車の開発に狙いを定めた。自動車用では高価な専用電池を使うのが常識だったが、ノートパソコンなどで使われるサイズの安価な民生用電池を大量に使う方法を選んだ。2008年に発売した1000万円超のスポーツEV「ロードスター」は、「ポルシェ」並みの加速性能が評判を呼び、ハリウッドスターなどが飛びついた。

 猛烈に働く経営者だ。「起業家は毎週100時間、地獄のように働くべきだ」が持論。経営者でありながら70〜80%の時間を設計や技術関連の仕事に割き、エンジニアと毎週議論を交わす。こうして開発したモデルSは500kmの航続距離を実現し、クールな高級車として富裕層の心をわしづかみにした。

 EVはエンジン車と違い、燃料に石油を使わないため、持続可能な輸送システムの実現に役立つが、既存の自動車メーカーにとっては脅威だ。EVの構造は比較的シンプルで参入障壁が低い。新興国メーカーなどの台頭で価格競争が激しくなり、既存の大手が収益を上げにくい市場になり得る。

  ” 私財投入もいとわない、「息をしている限り事業を続ける」”

 奇想天外な目標とアプローチだけにマスクが進む道には常に困難が付きまとう。2008年には経営危機に直面した。テスラではロードスターの商品化に手間取り、出荷が予定から大幅に遅れていた。それと同時に2002年に設立した宇宙ロケットベンチャー「スペースX」も経営が行き詰まっていた。

 同社は「激安で宇宙へ」行くことを目標としていたが、一度も打ち上げに成功していなかった。打ち上げに3回失敗し、資金は底を突く。誰もが「素人がロケット事業に参入するのは無謀だ」と思った。

 信用不安の声が高まる中、マスクはテスラとスペースXの経営を私財をなげうって支えると宣言。社員の賃金を自分の小切手で払い始め、「息をしている限り、事業を続ける」と言い放った。

 株主から経営を委託されているとの意識が強い米国の経営者では珍しいケースだ。「何も残らない状態だった」ため、失敗すれば自己破産していただろう。社内の水まで有料にし、なりふりかまわぬコスト削減を実践した。

 マスクの執念は天に届いた。4回目のロケット打ち上げに成功。「これで失敗していたらスペースXはなかった」。と振り返るほどの窮地だった。同年に宇宙輸送のコストを抑えたい米航空宇宙局(NASA)と思惑が一致し、16億ドル(約1700億円)のロケット打ち上げ契約を獲得。

 2012年には民間で初めて国際宇宙ステーションへの物資輸送に成功する。

 面白くないのは、国と密接な関係を築いてきた既存の宇宙関連企業だ。マスクが低価格でロケットを打ち上げれば、価格競争が激しくなり、利益を確保しづらくなる。米ロッキード・マーチンと米ボーイングの合弁企業、ULAなどが、ロケット打ち上げの受注競争でスペースXと火花を散らしている。

 2014年9月16日にはNASAから業界を震撼(しんかん)させる発表があった。スペースシャトルの後継機として、2017年に初飛行を目指す有人宇宙船の開発を、スペースXがボーイングとともに受注したのだ。

 当初はボーイング1社が受注すると見られていたが、スペースXがコスト競争力などをアピールして下馬評を覆した。スペースXは開発費用として26億ドル(約2800億円)を獲得した。

 " オフィスで寝泊まり、1日1ドルで暮らす極貧時代も "

 そもそもマスクは何に突き動かされ、革命を起こそうとしているのか。資産家の出身ではない。1971年に南アフリカ共和国で3人兄妹の長男として生まれた。19歳でカナダに渡り、24歳で起業するまで貧しい生活が続いていたという。

 「起業時に借りたオフィスに寝泊まりし、近くの青少年向け施設でシャワーを浴びて暮らしていた」と振り返る。1日当たり1ドルで生活していたとの逸話さえ残っている。

 マスクを一躍有名にしたのは20代後半で立ち上げた電子決済ベンチャー「ペイパル」の成功だ。31歳の時にペイパルがイーベイに15億ドル(約1600億円)で買収され、創業メンバーのマスクも大金を手にした。この資金を使い、スペースXやテスラを起業した。

 35歳の時に太陽光発電ベンチャーのソーラーシティにも出資し、会長に就任。住宅や工場に太陽電池を無料で設置し、リース料を受け取って収益を得るモデルだ。さらに2013年、太陽電池などを活用する次世代交通システムの事業計画を発表。

 ジェット機より速い時速1200kmでロサンゼルスとサンフランシスコを30分で結ぶという。既存の高速鉄道計画と比べて大幅なコスト削減が可能と訴えた。

それぞれ関連が薄そうな複数の事業を同時に進めるのは、「火星に人類を移住させる」という究極の目標があるからだ。マスクは大学で物理学を学んでいた頃から、「持続可能なエネルギーを普及させなければ地球は滅びる」という危機感を持っていた。

 そこで人類の将来に影響を及ぼす事業として、インターネットと宇宙、持続可能なエネルギーの3つに取り組むことを決めた。初めはマスクのことをクレージーだと相手にしなかった周囲もEVやロケットの成功を見て、無視できなくなりつつある。

 夢を語る一方で、着実に実績を積み重ねており、資金調達も巧みだ。テスラは投資家から多くの資金を集めているほか、2010年には米政府から4億6500万ドル(約500億円)の融資を受けたことがある。

 マスクは壮大な野望をどこまで実現できるのか。EVをクルマの主役にし、激安で宇宙に行けるロケットを開発できれば、21世紀の産業革命と言えるほどのインパクトを社会に与えるのは間違いない。

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イーロン・マスク(Elon Musk)。1971年6月、南アフリカ共和国生まれ。95年、米ペンシルべニア大学で経済学と物理学の学位を取得後、米スタンフォード大学大学院に進学するも中退。99年、インターネット決済のペイパルの前身企業を創業。2002年、宇宙ベンチャーのスペースXを起業し、同社CEO(最高経営責任者)。2004年に、創業期のテスラ・モーターズに出資し、2008年から同社CEOも兼任。映画「アイアンマン」の主人公のモデルとしても知られる

 【 イーロン・マスクの野望 未来を変える天才経営者 】

 
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2014年09月23日

創造力の学校 2

 ありきたりの発想しか浮かばない人、先を考えるときに奇想天外なアイデアが思いつかない人は、Creativity=創造力 を学ぶと良いかもしれません。とは言っても、創造力はある種の思考パターンであり、系統だてて教えてくれる学校はありません。

 僕は34歳で米系証券会社に転職したときに、会社の人事制度やシステム、自己啓発メニュー、ビジネスの進め方が驚くほど創造的で、それまで経験したことの無かったことにカルチャーショックを受けました。

 その後、今度は自分が仕事を進めていくうえで、自分はアメリカ人ほど創造力がなく、ありきたりのアイデアや解決策しか思いつかないために、海外にいるニューヨークやロンドンの同じポジションにいる同僚に圧倒的な差をつけられると恐怖感にかられました。

 どうすれば創造力を身につけられるか? それまで暗記式の学校教育を授けてきた日本の教育制度をうらむ気持ちになりました。「ボスコンの社長をやっていた堀紘一さんに手紙を出して創造力の付け方を聞いてみようかな?」 とも思いました。

 仕事上の必要にかられて、創造力のありそうな人たちの本や自伝、業界本を読み漁りました。そうです。自分からみていちばん創造力のありそうなマッキンゼーのコンサルタントの本、シリコンバレーで一から新しいサービスやシステムを創造した人の本を読みあさり、彼らの知恵をパクることに決めました。

  『 創造力があること 』 これが私たちのどんなメリットになるのでしょうか?

@ 解決策を多数、みちびき出す。(自分が窮地に陥ったときに救われる!)
A 今までなかったビジネスを産み出して、利益を儲けられる。
B 既存の方法を変えてしまうことができる。
C 人を感動させられる。喜ばせることができる。(お金は後から自然とついてくる。)
D 創造的な考え方をすることで、人生が豊かになる。

わたしが自称 『超・ポジティブシンキング(前向き思考)』 になったのも、創造力から身につけた発想がもとでした。

「こんな窮地に陥ってしまった。」 → でも、xxと比べればまだましだ、と考える。
「余計な仕事を抱えて損をした。」 → 人が経験できない仕事をさせてもらえたのだから、この経験は履歴書に書ける。

「同僚はみな帰ったのに、まだ遅くまで残業が残っている。」 → あいつらは専門商社だ(決まった分野のみ扱う)。ワシは総合商社だから、能力のキャパシティが全然違うし、稼ぎも違う。

 と、ものごとをポジティブに考えられるようになるのも創造力(豊かな発想法)がゆえです。このように、創造力が身に着くと、仕事から家庭からプライベートまで、あらゆる面において変化がでてきて、豊かになれるのです。

前回紹介したのは、イーロン・マスクですが、なにも創造力に満ち溢れているのはシリコンバレーのIT起業家だけではありません。日本にも同様の人たちがいます。

 光研究開発企業で 「人類未知未踏をめざす!」 を公言し、光電子倍増管の世界シェア90%、ヒッグス粒子やニュートリノで世界的大発見を二度もささえた、東証上場の浜松ホトニクスの中興の祖、晝馬輝夫(ひるまてるお)氏です。

 彼はつねづね、 「人類未知未踏の追求こそ技術家の本望であり、金勘定はあとからついてくる」 と言っていました。
 
 静岡県の浜松の田舎で、たった6人からスタートした浜松ホトニクスは、日本のテレビの創始者である静岡大学の高柳健次郎先生から 「人類未知未踏を追求する精神」 を授かり、創業以来、光と物質の相互作用についてのサイエンスを日常の業務の中で追求し、

「ああでもない、こうでもない」 と言いながら、さまざまな分野に有用な部品を開発してきました。そして、気づいたときには光電子倍増管で世界の9割のシェアを持つまでに成長しました。
  海外の研究者も、「お前のところは何かが違う」 と言うそうです。晝馬氏は言います。

「私はかねてから、人類にとって新しい知識を求めることの大事さが、日本人にはできないと思っていました。社内報では25年前から人類未知未踏の大事さを説いて、わが社ではことあるごとにそのことを数十年言い続けています。そして、 “できないと言わずに、やってみろ”と言っています。

日本の閉塞状況の中で、何とか抜け出そうと、新しい産業を興す掛け声が聞こえてきています。失われた10年と言いますが、その土台が借り物だったわけで、至極当然のことと思います。

 同じことを繰り返さないためにも、まず無限といってもよいほどある人類未知未踏を基本的に認識して頂きたいと思います。そして、未知未踏領域を追求しようとする者同士がお互いの要素技術を持ち寄り、日本発の新しい産業を創出し、50年後には本当の意味で

 JAPAN AS No.1 にしたいと念願します。」

 彼は、毎日仕事のかたわら、来る日も来る日も福音書を読んでおり、部下にも福音書を読んで欧米思考を根本から理解するよう説いていたそうです。宗教者ではありません。ハイテク技術者であってもそうしていたのです。

 彼の思考には創造力の源が詰まっています。順を追って紹介します。

 “日本の「科学」と欧米の「サイエンス」は違う”

科学を英語で何と言うか。多くの日本人はサイエンス(Science) と言います。逆にサイエンスは科学と訳します。私も以前はそう思っていました。

 もう30年以上も前から、アメリカに行くようになってから、彼らのいうサイエンスは、日本で言う「科学」と感じたのです。彼らは、 「自分は、今はテクノロジーを追求しているけど、本当はサイエンスを追っかけているんだ」 というような言い方をしていました。

 そこでエンサイクロペディア・ブリタニカを調べてみると、次のように書いてありました。

 「サイエンスとは、いったい何が正しいのか、何が真実なのか、ということを追いかけるものである。その意味で芸術とか哲学とか、宗教とかいうものと同じく、絶対心理を求める “人の心の動き” であるから、多分定義を下すことは難しいだろう。」 とあります。

 サイエンスが他の芸術などと違うのは、独りよがりではダメだ、他の人にも通用する方法で意味づける。そういう方法での真理の追究、数学や既成の物理学、あるいは論理学などを使って説得するのがサイエンスであると言っているのです。

 いっぽう「科学」を広辞苑で引くと、「全体的反省の学としての哲学を除き、それ以外の独自の対象領域をもつ専門の諸学問。研究対象または研究方法の上からいろいろに分類される」 とあります。

 すなわち、サイエンスと科学は同列ではなく、サイエンスから発生したさまざまな知識を科目別に分類した学問ということになるのではないでしょうか。

 またサイエンスは芸術や哲学、宗教といったものと同じであると言うのですが、私たちは、科学はそれらとは無縁であると考えていました。それどころか敵だと思っていました。

 たとえば、科学を語るとき 「神様はどこにいるのか」 などという話を持ちだすと、日本では 「お前は何を考えているんだ。そんな非科学的なことを言って。」 ということになるのです。

 私はサイエンスの意味を知るには 「福音書」を読むといい。と、ことあるごとに会社の部下に言ってきました。そういうとたいてい、 「社長も歳をとったな。いよいよ神様か。」 という反応が返ってきて、中には本当に読むものもいますが、その場合も、ただ読むだけであって本当に読むということを知りません。

 “人類未知未踏は無限にある。図書館にある知識はすでに誰かがみつけたもの”

 アメリカ人の知人にノーベル賞受賞者がいます。ロックフェラー大学の三代目学長を務めたトルステン・ヴィーゼル博士ですが、その彼に 「人類には、未知未踏のことが無限にあるのでは?」 という話をしたところ、「私もそう思う。」 と静かに答えました。

 なるほど、彼は謙虚で、真理の追究・人間の存在というものがわかった人物であると感心した次第です。そこで私はうれしくなって、もう一歩突き進んで 「あなたは偉いんだから、じゃあ、そのことをちゃんと証明してみせてくれ。」と、頼みました。

 ところが返ってきた答えは、こうでした。
「それは極めて難しい。」というわけで、私も彼に倣って、 “そんなことできるわけがない。” と言うことにしています。

 もう一人の友人で、1986年にノーベル化学賞を受賞された元カリフォルニア大学教授で台湾中央研究院の李遠哲という方がいます。以前、この先生が来日されたときにわが社で話をしていただいたのですが、先生はこうおっしゃいました。

 「私の講義では、 “知識というのは誰かがすでにやったことなんだ、誰かがすでに実験、もしくは考えついたことを教わることだけが学問だと思っているのは間違いである”」
と学生たちに言っています。

 『 本当は私の知らないことを君たちに教えてやらないといけないのだが、私が知らないので教えようがない。どんなに立派な教科書を読んでも、百科事典をひいても、世の中でわからないことが何であるかは書いていない。

 書けるとすれば、わかっていることになってしまう。だから、わからないことが書いていないと言って百科事典に文句を言ってもしょうがない。しかしながら私たちとしては、わかることだけを追いかけているだけでは何にもならない。』と。

 光は粒だとか波だとかいうことはわかっていますが、その本質はわからないことだらけ。
だから未知未踏のものを追いかけつづけている。。。というのが、今日の私の偽らざる姿です。
 
 (つづく)

 どうでしょうか。私たちの仕事でも、プライベートでも恋愛でも、未知未踏を探し求めてそれを追及していく。目標はまだ見えず、そこに至る道も現時点では曖昧模糊としている。

 だからこそ、何が目標であって、そこに至る道筋をどうクリエイトするかを、真理の追究をするがごとく徹底的に追い求めていく。その過程にこそ私たちの創造力 (Creativity) を開拓するチャンスが潜んでいるのではないでしょうか。

 あなたの抱えている仕事でも、生活上のテーマでも、未知未踏は何か、それを極めたら何が革命的にかわるのか、考え始めたら、ワクワクしてくるのではないでしょうか。

 この連載では、いっしょに創造力を開拓していきましょう。

 ( 引用: 『知らないこと、できないことに価値がある ― ノーベル賞を2度も支えた企業の“やらまいか魂”、浜松ホトニクス会長 晝馬輝夫』 )

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人類には未だに知らないこと、できないことが無限といってもよいほどあり、サイエンスとは、この領域を追及することで、絶対真理に近づくことだと言えます。私たちは、当たり前のことをしているだけだと思うのです。それは「できないと言わずに、やってみろ」ということです。

・みんなが敬遠するものこそ価値がある
・「知識」とはすでに誰か見つけたこと
・当たり前のことに素朴な疑問を持て
・「教わったとおり」からの脱却が活路を拓く
・「理屈」より「情熱」が新しいものをつくる
・人間の体にはビッグバン以来の歴史が詰まっている


posted by ヒデキ at 22:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 頭の回転が速くなる方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月27日

”創造力の学校 1” (だれも教えてくれない技術を身につけよう!)

 − イーロン・マスク並みの創造力を身につける (米シリコンバレー在住の起業家)

 今日は創造力がどれだけ破壊的な力を持つフォース (自分の武器) になりえるかというお話。

 “頭の回転が速くなるにはどうするか?”  もっと自分が頭の回転が速くて職場でも学校でも抜きんでた存在になれたらいいなとは、誰でも考えることだ。頭の回転の速い人は、いろいろなところで得をするだろう。

 中学、高校、大学と、顕著な成績をおさめて俗にいうエリートコースに乗る人たちに、皆あこがれる。特に受験生を持つ親はそうだ。

 ただ、単に頭の回転が速いだけでは意味がない。ただ単にしゃべるのが速いだけでは価値がない。頭の回転が遅くとも、回転の速い人よりずっと稼いでいたり、成功している人はごまんといる。

 アパート経営の大家さんなんかがその典型的な例だ。また、サラリーマンとしてはごく普通だった人が、ネットの “せどり”(商品を安く仕入れて高く転売してサヤを抜く商売) で会社の月給以上に儲けている人たちもいる。

 そういった人たちに共通しているのは、とりたてて経歴も職歴もかんばしいものではなく、ごく平凡な、どこにでもいるような普通の人たちだ。唯一、普通のサラリーマンと違うところは、ビジネス・マインドがあるところだ。

 アメリカではこうした雇われ人(サラリーマン)に見切りをつけて独立し、マイホームでパソコンを使いながらお金を稼いでいる Free Agent が全米の就労人口の4分の1もおり、企業が求職者不足で困っているという話も聞く。

 毎日会社に通わなくてもお金が稼げるのだから優雅なものである。どうすればそんな優雅な身分になれるのか? そこで出てくるキーワードが Creativity  (創造力) である。

 人のやらないことに目を付けて商売を始めたり、自分の感性のおもむくままに、好きな商売を手当たり次第に始めて、いつのまにか勤め人より多く稼いでしまう人たち。彼らに共通する要素はCreativityである。

 皆さんもよくご存知の、雑誌Forbesで出てくる全米富豪ランキングの中に出てくる富豪には、立派な大学を出て、立派な経歴をお持ちの方も多いが、大学中退の人も多くいる。

 ビル・ゲイツはハーバード大数学科を中退してマイクロソフトを創業したし、スティーブ・ジョブズもリーズ大学を中退してインドに禅修行に行ったり、気ままな青年時代を過ごしてから起業している。

 もっとぶっ飛んだ経歴を持つ起業家もいる。イーロン・マスクだ。ネット決済でイーベイの基準決済ともなっているペイパル社の前身のX.com社の創業者であり (その後、イーベイ社に170億円で売却)、電気自動車のテスラ・モータースの創業者でもあり、太陽光発電や宇宙ビジネスにも手をだしている起業家だ。

 彼のCreativity (創造力) は、ぶっとんでいるので、彼の思考がどこから発生してどこに至り、その結果、どんな革新を生み出したか、というのを紹介し、彼の思考パターンから創造力を学んでみよう。

平凡な人でも、創造力をいったん身につけると、どえらいことができるのである。

 イーロン・マスクは、南アフリカ人の技術者の父親とカナダ人の母親との間に南アフリカで生まれる。両親が離婚してから、イーロンの母親は、ニューヨークで栄養士としてビジネスを立ち上げ、3人の子どもたちを女手一つで育てていく。

 彼は10歳のときにコンピュータを買い、プログラミングを独学した。12歳のときに最初の商業ソフトウェアであるBlasterを販売する。17歳になった1988年、高校で大学入学資格を得た後、親の援助なしに家から独立した。

 南アフリカの徴兵制度もその理由であった。彼は
「兵役につくことは、それ自体私には問題はないが、南アフリカ軍で黒人を抑圧することに時間を費やすのは、あまりよい方法のようには思えなかった」と述べている。彼はアメリカへの移住を希望した。

 「アメリカは、すごいことを可能にする国だ」と述べている。
イーロン・マスクは1989年にカナダに移住し、サスカチュワンのスウィフトカレントにあるいとこの小麦農場で働き、穀物貯蔵所の清掃をしたり野菜畑で働いた。

 また、彼はブリティッシュコロンビアの製材所でのボイラーの清掃やチェーンソーで丸木を切る仕事などもしていた。その後、彼はトロントへ引っ越して、クイーンズ大学に入学するまでの間、夏に銀行のコンピューター部門で働いたりもした。

その後、アメリカのペンシルベニア大学ウォートン・スクール (経営大学院) へ進むための奨学金を受け、同校で学位を取得する。彼の後の言葉によると、当時、彼は「インターネット」「クリーン・エネルギー」「宇宙」の3つの分野に従事したいと考えていた。この願いは後に全て達成することになる。

(つづく) 

( 引用: イーロン・マスク 未来を変える天才経営者 )


posted by ヒデキ at 16:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 頭の回転が速くなる方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする