2020年02月02日

STAY HUNGRY! ハングリー精神でのし上がる (2)

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 ベンチャースピリッツのすすめ
【 STAY HUNGRY! ハングリー精神でのし上がる (2)】
 (写真:カリフォルニア州サンディエゴ)

ベンチャースピリットとハングリー精神は非常に共通点が多いと思います。
既存のサービス、既存の会社にはない新しいものを創り出そうとするベンチャースピリットは、なにかワクワクすることを具現化しようとか、独自のアイデアにもとづくビジネスモデルを実現してみようとか、他人とちがう路線を徹底的に極めようとするわけですから、勢い、すさまじい熱量のヤル気や根性が要ります。

ハングリーさがなければ、とうてい実現不可能ですね。

一方で、人間には持って生まれた環境というものがありますから、親から与えられた教育や家庭環境も大きく影響すると思います。まちがっても両親ともに公務員という家庭から、ベンチャー起業家は育ってこないと思いますし、
親が有力政治家だったりしたら、まず社会のエリート街道にすすむことを求められると思います。

本人に体力とハングリー精神が備わっていれば、厳しい受験戦争を勝ち抜いて、名門企業や、一流の官庁に就職し、そこでキャリア形成をがんがん進めてもらえば良いと思います。

でも、そこで問題なのは、自分が社会に貢献したい! とか、ニッポンの経済を拡大したい!とか、自分のする仕事の意味づけ(means) をよく考えているかどうかです。

いくらハングリー精神が旺盛だったとしても、それが社内政治を勝ち抜き、社内のライバルを蹴落とすことに使われたら、あるいは同業他社のシェアを蹴落とすためだけに使われたら、本人の満足はあったとしても、社会のUtility(効用、貢献度)からすればゼロに近いと思います。

つまり、その人が居ても居なかったとしても、社会の進歩に影響しないわけです。僕はビジネスマンとしての成功は、お金以外にも、 “社会の進歩にどれだけ貢献したか?” というのがあると思います。

僕はよく、大企業に勤める友人と酒を飲みにいくと、出てくる話題といったら、会社の不満とか上司の悪口とか、おそろしく生きる世界が狭いのに驚かされることがあります。広い世界をみていない。自分の立ち位置を、means (意義付け) に従ってとことん考えていない。社内政治が彼の人生の80%を仕切っているか? と思います。

これでは、いくら頭脳明晰で、ハングリー精神が旺盛でも、友人としてみると「何なんだろ?」
と思うわけです。いっしょに酒を飲みに行くのなら、外資系の友人やベンチャー立ち上げた友人の方がはるかに楽しいです。

僕の父親は、浜松にあるベンチャー企業から、7人の仲間とともに会社を大きく拡大し、84年には東京証券取引所に上場するまでに至りました。浜松市は、トヨタの創業者、本田技研、ヤマハ、スズキ自動車、河合楽器、ローランドと、自動車、オートバイ、楽器を産み出す国際企業家の街です。

浜松まつりがメチャクチャ熱狂的なところから、情熱家も多いです。元は浜松テレビという社名でしたが、光電子工学を社業のコアとしてPRするために、浜松ホトニクスという社名に変更されました。

7人の町工場を、上場企業に育てあげるだけあって、父親の人生はベンチャー魂そのものでした。
朝起きると、シェーバーでひげをそりながら、「福音書」を読み解き、イエスキリストの教えをたんねんになぞっていました。父は仏教徒ですが、ドイツやイギリス、アメリカへ海外営業に行くために、欧米人の思考回路を朝から勉強していたいのです。

光電子倍増管や、光電子工学を駆使したセンサー技術が、どれだけ日本の社会を進歩させるか、という話を夕方の晩御飯のときに聞かされました。

そこで学んだのは、 “会社の出世街道で成功したひとが、社会の進歩に貢献したひととは限らない。”
ということです。つまり、本当の意味での成功者は、会社で出世するエリートサラリーマン、エリート官僚ではなく、
ベンチャー精神を持った人、というのが僕の学生時代に父から学んだ教訓です。
(つづく)

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posted by ヒデキ at 12:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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