2017年07月16日

創造力の学校(3) THE CREATIVITY

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− 「時空を超えて偉人にまなぶ」 トーマス・エジソン

 日本で初めて! 創造力を磨くことで自分の才能を何倍にも開花させる。あたらしいビジネスや市場を開拓する。そんな創造力の学校を連載しています。
 
 トーマス・エジソンは電話機、白熱電球、配電システムなどの発明で有名ですが、その一方で、それらを商品化して展開する実業家としての顔も持っていました。

 ちなみに世界最大のコングロマリット(複合企業)のGE(ゼネラル・エレクトリック)の前身がそうです。オハイオ州で生まれたエジソンは、幼少時代から知的好奇心が旺盛で、
「1個の粘土と1個の粘土を合わせると大きな1個の粘土になるのに、なぜ1+1は2なの?」と、あらゆることに “なぜ?”を連発しています。

 エジソンは小学校に入学後、わずか3か月で退学させられ、その後、教育熱心な母親に勉強を教わりながら独学で科学を学んでいます。独学の方法はおもに読書と実験でした。とくに傾倒していたのが電気分解や電磁誘導の法則を発見したイギリスの科学者、マイケル・ファラデーの著作です。

 ファラデーはエジソンより半世紀ほど前に生まれていますが、境遇や考え方には共通点が多くあります。ファラデーも13歳で学校を退学して独学で科学を学んだドロップ組ということで一致しています。

 理論より実用を重んじるエジソンと同様、ファラデーも実学を重んじ、電気を抽象的な概念ではなく実用的な力ととらえて研究をつづけました。1833年にファラデーが電気分解の法則を発見したとき、

 当時のイギリスの政治家であったウィリアム・グラッドストーンに『電気はなんの役にたつのか?』と聞かれ、『いつの日か閣下はこれに税金をかけるようになるでしょう。』と答えたそうです。

 自身が発見した科学史上に残る法則がいずれ産業に大きく貢献するだろうことをファラデーは見通していました。学問の域を超えたところに実学の発想ができるファラデーはエジソンの時空を超えた師匠でした。

 エジソンは、20歳のときに『電気工学の実験的研究』という本と出会い、ファラデーの著作を繰り返し読み込んだ末に、発明家として生きる決心をしたのだそうです。

 時空を超えて学ぶことのできる師匠を持つことは幸せです。先人からアイデアを頂き、自分のビジネスに活かせるからです。自分にない創造性を師匠からパクることができます。

アイデアのみならず、生き様や壁にぶち当たったときの解決法まで師匠から学ぶことができます。本を読むということを通して。

僕は20代の頃は落合信彦氏(国際ジャーナリスト)や大前研一氏(元マッキンゼー日本支社長)の著作が師匠でしたし、30代のときに松本大氏(マネックス証券創業者、ゴールドマン・サックス証券の史上最年少パートナー)を知ってからは、銀行に辞表を出して米系証券会社に転職してしまいました。

今でも悩んだときには師匠の本を読んでいます。時空を超えた偉人を師匠に持つことで、あなたの思いもよらなかったダイナミックな人生を切り開いていけるでしょう。親でも上司でもない、師匠を持つことは大切です。
(つづく)

 【 トーマス・エジソン 神の仕事力 】





posted by ヒデキ at 21:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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