2017年06月15日

伊藤忠商事が沖縄で電力小売業に参入

 伊藤忠商事は4月、沖縄県で電力小売事業に参入する。沖縄本島にある発電所から電力を買い取り、契約電力50キロワット以上の小規模事業者を対象に電力を販売する。

 販売先はホテルや医療関連施設など100件程度になるもよう。同県は電力小売りの規制が本土より厳しく、新電力の販売はまだない。新電力の沖縄での具体的な計画が明らかになったのは初めて。

 送電網は沖縄電力を活用することで、沖縄電と合意した。販売価格は沖縄電より割安にする。伊藤忠は2015年4月に関東地方で電力小売りに参入した。まだ工場やオフィスなど向けに販売する電力は数万キロワットにとどまるが、沖縄などを手掛けることで先行する新電力を追い上げる。

 本土では現在、新電力各社は契約電力50キロワット以上の需要家に販売できる。一方、他県からの送電網がない沖縄では、安定供給を維持するため販売できるのは2千キロワット以上の需要家のみと制限されている。資源エネルギー庁によると、新電力は沖縄では供給していない。

 今年4月に沖縄でも本土と同様に全面自由化される。沖縄では新電力のイーレックスなども参入を検討している。
posted by ヒデキ at 20:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊藤忠商事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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