2017年01月22日

アメリカの不動産王、Donald Trump (1)

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日本で不動産王と言えば、三菱地所や、森ビル、森トラスト率いる森兄弟が挙げられるが、アメリカの不動産王といえば、ドナルド・トランプが一代で巨大不動産コングロマリット(財閥)を作った王として有名だ。

 ペンシルバニア大MBA(経営学修士) ウォートン校を出た後、父親の経営するブルックリンの小さな不動産会社で修行をしたのち、だれの助けも借りずに一人でマンハッタンに打って出て、はったり倒しのダブルのスーツやほら話で取引相手を巧みに信用させ、大きなディールを次々とものにして業界の王者に君臨した。

 マンハッタンにはトランプタワーをはじめ、彼の手掛けた高層ビルや商業施設が多くある。
 一度は90年代の米国不動産不況で壊滅的な打撃を受け、700億ドルの借金(約8兆円の借金)を負ったほとんど瀕死の状態であっても、 「 次はもっと大きなディールを決めなきゃいかん。 」 と言ってのけ、ポジティブ・シンキング(積極的思考)を片時も忘れなかった米不動産業界の大物。

 自己顕示欲が強く、テレビ番組 “ジ・アプレンティス(丁稚小僧)” の出演者としても有名で、
「 一文なしになっても億万長者になれますか? 」 と聞かれたところ、
「 もちろん。僕は次はきっとネットワークビジネスでもやるよ。」と、シャーシャーと答えたという。
 文字通り裸一貫からアメリカの不動産王にのし上がった彼の軌跡と成功哲学を追う。

 “ 情熱、情熱、情熱! ”

 自分の仕事を愛していなければ、どんな分野であろうと成功はおぼつかない。自分の仕事を愛していれば、あなたはもっと一生懸命働き、もっとむずかしい問題に挑み、もっと上手に苦境を切り抜け、もっと楽しく人生を過ごせるはずだ。

 大切なのは、自分のビジネスをよく知ることと、自分の仕事を愛すること。このふたつは、多くの問題を解決してくれる。私の処女作 『 トランプ自伝 』 から、最初の一節を引用しよう。

 「 わたしは金のためには行動しない。金なら使いきれないほど持っている。わたしの目的は行動そのものだ。ビジネス取引はわたしの芸術表現であり、ほかの人がカンバスに美しい絵を描いたり、美しい詩を書いたりするのと同じである。

 わたしは取引を成立させることが好きだ。成立した取引がでっかければなお良い。私はこのやり方で快楽を得ている。 」 

 20年後の現在も、わたしはでっかい取引を続けている。そして、今もなお同じやり方で快楽を得ている。
 この手法は効果的だ。じっさい、好きなことに情熱を傾けているうちに、私のもとには大金が転がり込んできたのである。現在のわたしの財産は、処女作を書いた当時よりもふくらんでいる。

 わたしは自分の仕事をこよなく愛しており、この感覚は何物にも代えがたい。ときどき、わたしは夜眠れなくなる。
 “ 早く起きたい、早く仕事に行きたい、と思うと眠気が吹っ飛んでしまうのだ。 ”

 処女作を出版して以来、わたしは何度かつらい時期を経験し、90年代初頭にはほとんどすべての財産を失った。しかし、どうにか難局を切り抜け、生き残りを果たし、再び繁栄を手にした。今日、わたしの不動産ビジネスは空前の活況を呈している。

 運命はわたしを予期せぬ方向へも導いた。わたしはテレビ界で 『 ジ・アプレンティス  (丁稚奉公) 』 というリアリティ番組を大ヒットさせ、NBCで放映される二大美人コンテスト、 “ミス・ユニバース” と “ミス・アメリカ” の開催権を獲得したのだ。

 わたしがこれらのプロジェクトに参加した動機は金ではない。じっさい、どのプロジェクトにも、私から参加を申し出たことはない。

 しかし、仕事に対するわたしの情熱の深さは広く世界に知れ渡っており、毎日情熱を注ぎつづける姿勢は、新しいプロジェクトにふさわしいと判断された。

 だからこそ、みんながわたしに声をかけてくれたわけだ。ただじっと座ったまま、取引や、チャンスや、幸運を待っていても、何も始まらない。

 あなたは好きな仕事に情熱を傾ける必要がある。いったん弾みがついてしまえば、流れはあなたに有利に働き、あなたの進む道には、吉事が次々と訪れるだろう。

 もしも金が唯一の目的なら、わたしは大切な仕事をいくつか逃していたはずだ。たとえば、金銭的利益のみで意思決定を行っていたら、セントラルパークのウォルマン・スケートリンクの改修には手を出さなかった。

 50年ほど前に作られたこのスケートリンクは、1980年、改修のために閉鎖された。市当局は数年の時間と2000万ドルの費用を注ぎ込んだものの、1986年になっても工事終了のめどはまったくついていなかった。

 わたしはニューヨーク市を愛していた。そして、マンハッタンのど真ん中にあるすばらしいレクリエーション施設を、市民のために復活させたいと思った。わたしは大規模なビルを2年以内に完成させてきた。

 スケートリンクの改修なら数か月で仕上げる自信があった。ニューヨーク市の時間と金を節約するため、わたしはこのプロジェクトを請け負った。このときの動機は儲けることではなく、サービスを提供することだったのである。

 “ 情熱をみつける ”

 どうすれば金が稼げるか、などと考えてはいけない。自分には何が創造できるか、自分にはどんなサービスが提供できるか、という点をあなたは考えるべきだ。

 地元のコミュニティや地元の人々のために、どんな有益なサービスが提供できるか? どんなニーズに応えられるか? もっと良いやり方はないか? もっと効率的なやり方はないか? どのような問題を解決できるか?

 “ 中でもいちばん重要なのは、何をすれば自分は楽しめるかという点だ。 ”
 もちろん、ただで仕事をするわけにはいかないし、価値あるものを提供できたなら、堂々と報酬を受け取ればいい。人生という名のゲームでは、金は得点の役割を果たす。しかし、真の楽しみは...

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【 トランプ思考 】

posted by ヒデキ at 18:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 頭の回転が速くなる方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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