2016年01月24日

2016年のアメリカ経済について (4)

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 - シリコンバレーが創出するアイデアやテクノロジーは、頭打ち

 昨年の米利上げから世界経済は混迷をはじめましたが、そのカギを握るのがアメリカ経済です。 東海岸の金融業、南部の石油産業は予測がしやすいですが、西海岸のテクノロジーは予測が難しいです。

 2015年にシリコンバレーの新技術創出、アイデアの実用化は頭打ちになったのではないかと思います。

 1. Google, Apple, Amazon, Facebook は、上場後に株主資本の最大化を目するあまり、シリコンバレーで生まれた新規ベンチャーに500億円、1000億円を出資して、自分のライバルになる前に芽を刈り取ってしまうという寡占化が進んだこと。

2. 去年から、シリコンバレー発の企業は、多国籍展開するのに、いかに法人税を安く収めるか、いかに安い人件費でオペレーションを回すか、という、いわば ”社内の財務官僚” が跋扈(ばっこ)するカルチャーに転じてしまい、

 「たとえ採算が合おうが合わまいが、10年先、20年先の大成功をめざす」 という、本来あったシリコンバレーのダイナミズムが減退したように思います。

 これまで世界を驚かせてきたテクノロジーの聖地には、従来ほどのスピードで新テクノロジーを産む力は失せてきたと思わざるを得ません。

 次の産業革新をする芽が無いかというと、必ずしもそうでもありません。次のテクノロジー覇権を握る芽は、徐々に新しい潮流として定着しつつあります。

 2012年頃から見られる一大潮流の変化は、すべてのサービスがクラウド上でのサービスになりつつあり、それは “IT産業がイコール設備産業にシフトしている” ということです。

 IBMが巨額の投資をしてソフトレイヤー等のクラウドサービスでAmazon、Google、Salesforceなどの後追いしていますが、戦略としては正しいのでしょう。いまの業界構造では新規のサービスが生まれにくくなっています。

 ただし次の変化の芽はもう出始めています。

 IoT(インターネット・オブ・シングス= すべてのモノにインターネットを組み込もう!)と、エクサスケールのスーパーコンピューターの開発です。どちらも覇権を握った会社が、その国の国力を変えるほどのパワーを持つと予想されています。

 GEがIOTで覇権を狙っています。次に出てくる会社になる可能性があります。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/…/column/15/032400051/032400001/
スパコンではなんと日本が次の覇権を握る可能性があります。ここはぜひ頑張って欲しいです。

 次のスパコンでもっとも重要な能力は消費電力あたりの計算能力です。いま日本がトップ3を占めています。

 このままいくとスパコンを動かすのに原子力発電所が必要になると言われていますが、日本のこの技術は。。。 ここから先はメルマガ ”熱血日記” を購読してお楽しみ下さい。http://www.mag2.com/m/0001646353.html

 (つづく)

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