2015年03月22日

ポジティブ思考へ! 一瞬で自分を変える方法 (9) 私が学んだ3つの原則

  【 連載記事はカテゴリー欄 ”頭の回転が速くなる方法” より通してご覧になれます 】
  
 前回、脳を最大限に活用するプログラムについて書きましたが、今日は私の体験から、毎日を「ヤル気」と「底なしのバイタリティ」 で過ごしていく思考の技術をお話ししようと思います。
  
  <今日の結論>

 ■ 広い世界をまず知る

 ■ たえず行動を起こし続ける

 ■ 周りにいる人たちを幸せにするアトモスフェア(雰囲気)をいつも発散させる


 皆さんのまわりには2種類の友人がいると思います。あなたが自分の夢を友人に語った場面を想像して下さい。
 「そんなことできるわけがない」
 「どうせ失敗するだけだろ」

 と、否定的な評論を投げるネガティブ・シンキング (後ろ向き思考)な友人。保守的で、自分の人生を “よらば大樹” 式に考えている人に多く見られます。

 思考回路が官僚主義にどっぷりと漬かっており、枠からはみ出ることを一切嫌う、ムラ社会の住人です。何かにつけて否定的な言葉を返してくる友人は、必ず一人や二人はいるはずです。

こういった友人は、できる限り避けた方が良いでしょう。同窓会の場で同席するくらいで十分です。身近に近づけてはいけません。

 一方で、同じことを 「やってみなよ」 「お前ならできるはずだよ」 「がむしゃらにやってみて、ダメだったらまた別の道を探ればいいじゃないか」 と、肯定的にとらえ、新しいチャレンジに前向きな心構えで受け入れるポジティブ・シンキング (前向き思考)な友人もいます。

 起業家や、個人事業主、会社で新規事業にも率先して取り組むタイプの人たちです。こうした友人を多く持つと、あなたの決断を後押ししてくれたり、あなたが落ち込んでいる時にも元気の出る言葉を投げかけてくれるので、生涯の友人にこうした人を何人か持つと良いでしょう。

 私はもちろん、新しい挑戦をして、新しいインフラをゼロからこの国に創っていこうという人ですから、自称 『超ポジティブ・シンキング』 です。

 たとえ交通事故に遭って救急車で病院に運ばれようとも、 「ああ良かった。これで相手のドライバーもこれからは安全運転してくれるだろう。」 と、物事のポジティブな側面だけを考えていくのです。

 みなさんが日々、会社でつらい仕事をしたり、ウマの合わない上司と仕事をしたり、学校で期限の迫った試験勉強をしていて思うような成果が上がらない場合、どうしても脳は否定的な方向にかたむきがちです。望んでもいないのに、悪い結果ばかりが脳裏に浮かんでくるのです。

 これは誰でも同じです。人間ですから仕方のないことです。
  
 ただ、あなたがひとたびネガティブな思考を頭に引き入れてしまうと、とたんに気分は暗くなり、仕事のスピードも元気も明るさもなくなり、活力のある状態の1/2 の生産性しか発揮できないでしょう。

 あなたが仕事や勉強で120%の生産性を上げられるメンタルな状態は、脳の中にアドレナリンがバンバン吹き出し、考え方も思考方法も前向きの状態です。端的に言えば、 “希望に燃えている状態” です。

 「何を極楽トンボなことを言ってんだよ。このつまらない会社で、クソ上司の下で、そんな希望が湧いてくるはずがないじゃないか。」 と思う人も多いでしょう。

 しかし、ものは考えようです。そんな状況の中にも、あなたが成長したり、キャリアや専門性を磨いたりする場はあるはずです。決してあきらめてはいけません。

 「会社がつまらない」 と口々に言う日本企業のサラリーマンは多くみかけますが、そんな彼らにも長所があります。“株主至上主義” をかかげて、株主の利益拡大を絶対目標とし、四半期の決算次第で従業員をばっさりクビにする米国企業のサラリーマンと比べたら、数倍しあわせです。

 日本の上場企業の正社員の平均勤続年数は15年から20年ですが、米国企業に勤めている正社員の平均勤続年数は、たかだか3年から5年です。雇用が不安定なのです。

 生産性は疑問でも、年かさの使えない中高年社員が多数いようとも、日本企業は従業員重視の労働法に守られ、雇用の安定性があるわけですから、外資系企業のサラリーマンと比べたら、天国にいるようなものです。

 また、起業したり、自営業をやって個人の才覚でお金を稼いでいる人と比べたら、毎月、自動的に会社からFixed Income (固定給) が降って湧いてくる日本企業のサラリーマンの幸せさは良くわかるはずです。

 広い世界を知ってみれば、自分の置かれた立ち位置がよくわかります。不平や不満を言う前に、まず広い世界を知るのが大事でしょう。

 自分が日本企業で働いていたら、外資系企業で働いている人の体験談を聞いてみて下さい。そして、起業している友人の体験談も聞いてみて下さい。自分の置かれた環境がいかに恵まれているかが良くわかります。

 そうすれば、不平や不満に頭の中を占領されることは無くなるでしょう。あなたの日常は、常に ”希望に満ち溢れた状態にする”。その第一歩が、 広い世界をまず知ることです。友人が少なくて知る機会がなければ、このブログを閲覧するか、メルマガ ”熱血日記” の購読をすれば、広い世界を毎週、伝えていきます。

 (2) たえず行動を起こしつづける

 今週、私のポジティブ派の友人から、こんな言葉をもらいました。

「不平や不満の心から、よい知恵も才覚も湧くはずがない。現状を良い方向に考えることでしか打開できない。」 と。つまり、あなたの心の中身を変えよ、ということを言っているのです。

 こういうことを言ってくれる友人は貴重です。ポジティブ派の最右翼です。私は、できるだけ、こういう思考方法の友人だけで自分の周りをかためていこうと考えています。そうすれば、落ち込んだときにも周囲に励まされてパワーが復活するでしょう。

 みなさんが不平や不満の心を持ったなら、良い結果を生み出すのは難しいでしょう。そんな時にはどうするか。

 無理やりにでも、逆風下の環境の中に、自分が成長できる可能性や、追い風を吹かせるきっかけを見つけ、がむしゃらに行動に移すのです。
 
 ここに一つのポジティブ・シンキングに転じるカギがあります。

  私は25年以上におよんだ外資系金融マンの生活など、まさに逆風だらけの厳しい環境でした。一寸先は闇、一寸先はクビ。そこで無理やりにでも、自分の思考を切り替えていかなければ、生き残ることなどできなかったのです。

 私が米系証券会社に転職したのは30前半でしたが、アメリカ人は新しいもの好きです。そして、生活にしても仕事にしても趣味やレジャーにしても、イノベーション(革新)が大好きです。だから、グーグルやアマゾン、Eベイのような会社が次から次へと創業されるわけです。

 それまで軍隊調のドイツ系銀行で育てられた私は、新しいビジネスのインフラを創ったり、新方式のオペレーションを考案するのが大の苦手でした。そして、ことある度に、アメリカ人の上司に怒られていました。

 「他の部署がこの方式でやっていますから、これを採り入れましょう」 とか、
 「他の会社のやっている取引を真似してやってみましょう」 など、他人のやり方ばかり踏襲するので、

 「おまえにはクリエイティビティは無いのか!」 と、ひどい勢いで叱られました。

 そうは言っても幼少時代から暗記式教育で育てられた私です。創造力など、だれからも教えられたことなどありません。 「まずい、このままではせっかく手に入れた米系証券会社の職をクビになる。」

 憂鬱な毎日でしたが、朝早くから深夜に至る多忙な毎日のすき間時間を使って、クリエイティビティ(創造力) の最右翼の人たち、つまりシリコンバレーの起業家や、マッキンゼー・アンド・カンパニー、BCG (ボストン・コンサルティング・グループ) の人たちの著作を読みあさりました。

 マッキンゼーやボスコンなどの戦略系コンサルティング・ファームに勤めている人たちは、サラリーマンではありません。”芸術家” です。”芸術家” から、アートの極意となる創造力を盗むのが、いちばん手っ取り早いのです。

 戦略系コンサルティング・ファームのオフィスに行くと、机と椅子と電話とパソコンの4つしか置いていません。つまり、銀行や証券などの金融業と同じなのですが、そこには20代で年収1億円も稼ぐスーパープレーヤーが多くいます。

 彼らは何を作っているわけでもないのですが、クライアント企業の収益性を向上させたり、業績不振企業を再建させたりといった不可能を可能にできる ”芸術家” なのです。そのエッセンスは、ブログの連載記事 「マッキンゼーの知恵」 で掲載しています。

 必死で勉強した結果、なんとか会社でクビにならない程度の最小限のクリエイティビティは身につけたと思います。一つの例ですが、私は憂鬱な状態に落ち込んでも、 ”たえず行動を起こし続ける” ことで、追い風を自分でつくり、脳みその中を ”希望で燃えている状態” に転化しました。

 (3) 周りにいる人たちを幸せにするアトモスフェア(雰囲気)をいつも発散させる

 今週、友人の一人からこんなアドバイスをもらいました。
 「 ヒデキさんは難しいことを考えているときに必ず眉間にシワを寄せている。その表情は感じ悪いわよ。」 と。これは私も今まで気づいていませんでした。貴重なアドバイスをしてくれた友人に感謝しています。

  自分は、いつも周りにいる人たちの夢を手助けしたり、欲している情報を与えたり、他の人を紹介したりすることで、人の役に立とうと思っています。そうすることで、周りの人たちを元気にできますし、自分も豊かな人脈をつくることによって、人に助けられ、成功への道に近づくことができます。

 もし恋人がいない人がいたら、”周りにいる人たちを幸せにするアトモスフェア(雰囲気)をいつも発散させる” 方向で毎日を過ごしてみたらどうでしょうか。1か月、2か月と続けていれば、必ずしやあなたの魅力が周囲の人たちを惹きつけ、恋人ができるはずです。

 このアトモスフェアは、一朝一夕にできるものではありません。一緒にいる友人は、何を欲しているのか、何に悩んでいるのかを聞き取り、その手助けをすることで信頼が築けます。

 また、あなたの表情や語り口、ファッションなどからもアトモスフェアを身につけることができるでしょう。あなたが一緒にいることで、相手も幸せな気分を感じる、相手も元気になれる。そんな雰囲気を出していれば、人は寄ってきますし、あなたに元気が無いときにも人から励まされ、勇気づけられることが多々あります。

 つまらない話ですが、今日は友人と赤坂のホテルへステーキを食べに行ってきました。着ていくものを考えていたところ、ジーンズが古くなっていたのに気づき、あわてて新しいジーンズを買ってきて間に合わせました。(これを聞いた友人は笑っていました。)

 アトモスフェアをつくり出し、あなたの存在感を周囲に魅了させるためには、表情や語り、ファッションなどすべてに気を使う必要があります。そうすることで、相手を元気にできれば、あなたのファンが増え、自分が憂鬱になった時にも、相手から元気をもらえるのです。

 ポジティブ思考で毎日を貫こうとしたら、自分の周りにファンをたくさん作ることです。そのためには、周りにいる人たちを幸せにするアトモスフェアを常にふりまくことです。特に今、恋人のいない人は、これを心がけると良いでしょう。
 
 さて、ポジティブ・シンキングになろうとしたら、思考回路だけではなく、別の要素である 『 メンタル・タフネス(精神的な打たれ強さ) 』 も必要になると考えています。

 次回はメンタル・タフネスについて語ろうと思います。

 【 ポジティブな人だけがうまくいく1:3の法則 − バーバラ・フレドリクソン著 】


posted by ヒデキ at 19:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 頭の回転が速くなる方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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