2014年08月23日

仕事革命で脱・残業 − 伊藤忠商事の例

 仕事効率化で脱・残業 朝型勤務、管理職が率先

伊藤忠商事 猪俣和彦さん 「夜の仕事は朝に回して取引先との会食に向かおう」。伊藤忠商事の猪股和彦さん(45)が所属する石油・LPガス貿易部では最近、担当者全員が夜の会食にそろう場面が増えた。同社は昨年10月、午後10時以降の残業を禁止、午後8時以降の残業を原則禁止にした。

 石油製品原料のナフサ取引の山場は夕方に集中する。午後4時半から5時半に取引市場の中心であるシンガポールの取引価格がまとまり、中近東などの買い付け先と電話での交渉が始まる。交渉しながら、当日の売買価格や損益データを入力。部門長に提出する報告書の作成は取引が一段落する夜となり、従来は午後10時まで残業していた。

 夜の残業禁止に対応するため、石油・LPガス貿易部で部長代行を務める猪股さんを中心に考えたのが「締め切り時間を変える」という発想の転換だった。午後8時以降に報告書を作っていたのを、従来より2時間早い朝7時に出社し、仕上げることにしたのだ。

 「本当に部門長が来るまでに報告書がまとまるのか」。猪股さんや若手にも不安はあったが、「上司の自分が率先してやらなければ定着しない」(猪股さん)と考え、午後8時前に部下を会食に連れ出すようにした。

 効果は表れた。早朝は夜と違い取引先から電話がかかってくることが少なく、「報告書の作成に集中でき、仕事の効率が高まった」(猪股さん)。会食する機会が増えたことで、部下や顧客とのコミュニケーションを深められるようになった。今では若手を中心に常態化していた残業はほぼゼロとなっている。

 (引用: 日本経済新聞)

 【 誰も書かない中国進出企業の非情なる現実 】


posted by ヒデキ at 14:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 商社マンの仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

この記事へのトラックバック