2013年12月11日

MBA (経営大学院)の知識 (7)

 欧米企業の経営陣の多くはMBAを取得しています。

 ハーバード・ビジネススクール、MITスローン・スクール、UCLAアンダーソン・マネジメント・スクール、ノースウェスタン大学ケロッグ・スクール・オブ・マネジメント、スタンフォード大学経営大学院など、多くの名門ビジネススクールがあります。

 国際競争が激化する中で、若手ビジネスマンが、欧米のビジネススクールに2、000万円もの準備金を貯めて2年間留学しなくとも、知識だけならばこのブログを毎日見ていれば、欧米のビッグビジネスの経営陣と対等になるようなインフラを作ります。

  MBAの知識 (7) ベーシックス

  − 強さと弱さを見極める SWOT分析

 これまで見てきた外部分析による市場機会の見きわめ、内部分析による自社の強み・弱みの見きわめを総称してSWOT分析という。

 SWOT分析は議論するプロセスにこそ意味がある。

 【 SWOT分析とは 】

 内部環境分析によって導かれた強み (Strength) と弱み (Weakness) 、外部環境分析によって導かれた脅威 (Threat) と機会 (Opportunity) の分析をそれぞれの頭文字をとってSWOT分析と呼ぶ。SWOT分析は経営環境の把握と戦略の策定のために非常に有効な手法である。

 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎

 まずはたたき台として、思いつく全ての項目をSWOTの軸で書き出し、その各項目が本当に強み、弱みか、なぜそうなのか、どうしたら弱みを強みにできるのか、本当に強みとして挙げられている項目は妥当か、などを議論することが大事である。

 自社の強みと機会が重なるものが 「最大の機会」、自社の弱みと脅威が重なるものが 「最大の脅威」 となる。

 外部環境を的確にとらえて、自社の強みを活かし、弱みをカバーする戦略をたてることが望まれる。

  【 SWOT分析による戦略 】

          機会 (Opportunity) 脅威 (Threat)

強み   △自社の強みを使って優位に進め     ▲自社の強みが脅威に
(Strength) られる事業は何か?            打ち勝つ方法はないか?
     (最大の機会)              他社には脅威でも自社の
                          強みで脅威を機会に変え
                          られないか?

 弱み   △自社の弱みを改善して機会を取り    ▲最悪の事態を回避する 
(Weakness) 込むことはできないか?         方法は何か?
                         (最大の脅威)


  【 通信市場におけるNTTとソフトバンクYahoo!BBのSWOT分析 】

  ≪ NTT ≫

  S − 【強み】 ( 内部環境 )
      圧倒的な認知度
      信頼性

  W - 【弱み】 ( 内部環境 )
      スピードの遅さ
      やや官僚的なイメージが漂う

  O - 【機会】 ( 外部環境 )
      音声、データ
      通信需要の伸び

  T - 【脅威】 (外部環境)
      IP化の流れ?
      (IP - Internet Protocol インターネットによるデータ通信規格)


  《 ソフトバンク Yahoo!BB 》

  S ‐  【強み】 ( 内部環境 )
       Yahoo! の認知度
       ”ソフトバンクだから何かするだろう” という期待感
       スピード感

  W ‐  【弱み】  (内部環境)
       オペレーションの信頼性の低さ
       財務基盤

  O ‐  【機会】  (外部環境)
       IP化の流れ
       音声、データ、通信需要の伸び

  T  - 【脅威】  (外部環境)
       さらに効率の良いIP技術の参入
       他のキャリアによる包囲網 

( 引用: 図解 わかるMBA ) 

posted by ヒデキ at 13:11| Comment(0) | TrackBack(0) | MBAの知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

この記事へのトラックバック