2013年11月09日

MBA(経営大学院)の知識 (1) ベーシックス

  本日から始まります”MBA(経営大学院)の知識” シリーズでは、ベーシックス、ファイナンス、HR、ストラテジーなどの分野からエッセンスとなる知識を連載していきます。

 欧米企業の経営陣の多くはMBAを取得しています。ハーバード・ビジネススクール、MITスローン・スクール、UCLAアンダーソン・マネジメント・スクール、ノースウェスタン大学ケロッグ・スクール・オブ・マネジメント、スタンフォード大学経営大学院など、多くの名門ビジネススクールがあります。

 国際競争が激化する中で、若手ビジネスマンが、欧米のビジネススクールに2、000万円もの準備金を貯めて2年間留学しなくとも、知識だけならばこのブログを毎日見ていれば、欧米のビッグビジネスの経営陣と対等になるような新しいインフラを作ります。

  MBAの知識 (1) ベーシックス
  「何のためにMBAを取得するのか?」

 まずMBA(Master of Business Administration経営学修士号) の本質とは何でしょうか?

 MBAの本質は、トップマネジメントの基本動作・考え方・知識を体系的に学ぶことであり、実はマーケッティング、財務・会計、組織論、戦略などの知識自体はMBAの価値の一部に過ぎません。

 不完全な情報・環境下で意思決定するためには、どんな ”考え方” をすれば良いのか、また、その決定した戦略を現実のものとすべく、社内外の人々の協力を最大限に得るにはどんな行動・立ち振る舞いをすれば良いのかを ”体感” することこそMBAの最大の価値でしょう。
 これが欧米でMBAが経営トップの基本的素養といわれる理由です。

 つい最近までの日本では欧米のビジネスに対するある種のアレルギーがあり、せっかくMBAを取得してもそれが必ずしも会社の中で上手に活用されない環境がありました。

 しかし、グローバル化が進んだ現在、多くの企業、大学、個人はMBAに近い考え方、行動様式などを積極的に取り入れざるを得ない状況になってきました。

 ただ、ひとつ誤解を避けなければいけないのは、MBAはビジネスにおける成功確率を高めるさまざまな要素のひとつにすぎず、MBAを取得したからと言って、その後の輝かしいビジネスキャリアが保証されている訳ではありません。

 とはいえ、MBA取得者への経営幹部へのビジネスチャンスは大変多く、下記のMBAを取得した主な日本人経営者のリストを見ると、この人々が他とはひと味もふた味も違う経営をしていることが分かると思います。

 そして、MBAは経営者になるための手段ではなく、経営者として明確に差別化した戦略を打ち、成功し続けるために一役買っているのです。

  = MBA取得の主な日本人経営者 =

 堀紘一 ドリームインキュベータ社長 ハーバード・ビジネススクール

 新浪剛史 ローソン社長 ハーバード・ビジネススクール
 堀義人  グロービス代表 ハーバード・ビジネススクール
 三木谷浩史 楽天社長   ハーバード・ビジネススクール
 三枝匡  ミスミ社長   スタンフォード大学経営大学院
 冨山和彦 産業再生機構 CEO スタンフード大学経営大学院
 茂木友三郎 キッコーマン会長 コロンビア大学ビジネススクール
 吉田忠裕  YKK社長    ノースウェスタン大学ケロッグスクール
 藤井清孝 SAPジャパン元社長 ハーバード・ビジネススクール
 玉塚元一 ユニクロ元社長   サンダーバード(AGSIM)


posted by ヒデキ at 19:47| Comment(0) | TrackBack(0) | MBAの知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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