2017年03月29日

三井物産が鉄鋼販売で新日鉄住金と提携拡大

 新日鉄住金と三井物産は鉄鋼製品の販売で提携を拡大する。三井物産は2017年度にも新日鉄住金系の鉄鋼商社、日鉄住金物産(NSSB)の出資比率を引き上げる。鉄鋼業界は中国発の供給過剰や原料高を背景に収益力が低下。非鉄や複合材との素材間競争も過熱しており、再編を通じ、生き残りを目指す。

 NSSBは22日、「三井物産による当社株式の取得及び重複する事業を整理し役割分担することに関して検討を進めていることは事実」とのコメントを発表。同日開催の取締役会で決定後、公表するとしている。

 三井物産はNSSBに現在約11%を出資しており、持ち分法適用会社の20%以上とする可能性もある。引き上げ幅が10ポイントなら単純計算で投資額は約150億円になる。

 NSSBはエネルギーやインフラなど幅広い事業領域に顧客を持つ三井物産を通じて販売拡大につなげる。三井物産は新日鉄住金の製品開発力や供給力を後ろ盾に顧客との関係を強化する。

 三井物産は傘下に鉄鋼製品の商社を抱える。三井物産の本体でも油井管などエネルギー事業向けの鉄鋼製品の事業を持つ。今後はNSSBと三井物産側で重複する事業を整理し、役割分担する。

 今後は、三井物産と同じく新日鉄住金と関係の深い住友商事の動向が焦点になる。

 鉄鋼業界を取り巻く環境は厳しい。16年の日本の粗鋼生産量はリーマン・ショック後の10年以降の最低を更新した。原料高を受けた製品値上げも十分に進んでいない。中国の過剰生産能力も重くのしかかる。

 鉄鋼製品の流通再編では、需要が冷え込んだ00年代前半、伊藤忠商事と丸紅の鉄鋼部門が統合。三菱商事と日商岩井(現双日)も事業を切り離しメタルワンに集約した。

 【 商社 2018年度版 産業と会社研究シリーズ 】

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鉄鋼流通第三極狙う三井物産 − 日鉄住金物産を持ち分法適用に

 三井物産は22日、新日鉄住金グループ系中核商社、日鉄住金物産に追加出資し、持ち分法適用会社にすると発表した。伊藤忠丸紅鉄鋼などに次ぐ鉄鋼流通の第三極形成へ向けて動き出す。

 引き金は中国発の「鉄冷え」。各社とも長引いた市況悪化で体力をそがれ、収益力の強化は喫緊の課題だ。高炉メーカーはこの5年間で5社から3グループに集約、再編は流通業界にも広がってきた。

 三井物産は2018年4月をめどに、日鉄住金物産が実施する第三者割当増資を引き受ける。既存株主からも日鉄住金物産株を取得。出資比率を現在の10.9%から20%に引き上げ持ち分法適用会社にする。出資額は現在の時価ベースで150億円弱になる見通し。

 資本関係の強化に合わせ、自動車用鋼材や鋼管、建材など三井物産の一部の鉄鋼販売事業を日鉄住金物産に譲渡する。2社で重複する分野を整理するほか、鋼材を切断したり曲げたりするコイルセンターの統廃合も進める。

 日鉄住金物産は02年、財務体質が悪化し三井物産の出資を仰いだ。00年代前半、伊藤忠商事と丸紅が鉄鋼事業を一本化。三菱商事と日商岩井(現双日)も統合しメタルワンを発足させるなど合従連衡が相次いだ。三井物産と日鉄住金物産の鉄鋼事業統合構想もたびたび浮上したが実現しなかった。

 今回、資本関係強化へ背中を押したのが中国発の供給過剰問題だ。中国は5年で1億4千万トンの能力削減を表明するが、実需を5割上回るといわれる過剰能力の解消には時間がかかる見通し。足元では中国内の需要好調でアジア向け輸出は減っている。だが内需が息切れすれば再び輸出が増えアジアに流れ込む可能性は高い。

 さらに、石油・ガス用鋼管は原油価格の低迷を受けて世界需要は冷え込んだまま。日本国内の建設用鋼材も、東京五輪・パラリンピック後は市場の縮小が避けられない。国内の粗鋼生産量は07年の1億2千万トンをピークに16年は14%減った。

 両社がさらなる関係強化に踏み切り、鉄鋼事業を全面統合すれば、単純合算で純利益は150億〜200億円になるとみられる。会計基準は異なるが、伊藤忠丸紅鉄鋼など他の流通大手と収益力で肩を並べる。

 鉄鋼流通は今後「再編モードに入る」(新日鉄住金幹部)との見方がある。住友商事は新日鉄住金と太いパイプを持つ。住商は今春、鉄鋼事業で本体に油井管事業だけ残し、それ以外の切り離しを決めた。今回の第三極形成へ向けた動きが、住商も交えた再編の呼び水になるかもしれない。
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三菱商事がミャンマーで病院を展開

 三菱商事はミャンマーで病院事業に参入する。地元の大手企業と組み、まず2020年に総合病院をヤンゴンに開設する。事業費は100億円。経済成長による中間・富裕層の増加で現地の医療市場は拡大しているが、高度医療の受け皿は乏しい。

 今後、同国内で病院を10カ所以上に増やすほか、他のアジアの国でも展開する。日本の医師も招き、質の高い医療サービスを求める層を取り込む。

 4月に不動産や食品などを手がける複合企業のキャピタル・ダイヤモンド・スター・グループ(CDSG、ヤンゴン市)、病院を運営するイー・シン・ホールディングス(マンダレー市)と合弁会社を設立する。三菱商事は3割を出資する。

 CDSGは用地を開発し、イー・シンは病院運営、三菱商事は日本の医療サービスを移植する。

 最初はヤンゴン中心部から約10キロメートルにある再開発地区に総合病院を新設する。整形外科や眼科、消化器科、産婦人科など幅広い診療科を設ける。

 CDSGがマンションやショッピングモールの建設を進める一角に約9300平方メートルの用地を確保。施設は入院用のベッドを300床備える。富裕層を取り込むため病室の7割を個室とする。手術室10室のほかコンピューター断層撮影装置(CT)といった大型設備も置く。外来は1日で最大1000人を見込む。

 医師は国内外で働くミャンマー人を中心とするが日本人も募る。三菱商事はグループ会社を通じて日本国内で医療機器や医薬品の卸を手がけており、取引のある病院の医師を招く考えだ。

 ミャンマーでは11年の民政移管後の経済成長で、世帯月収が50万チャット(約4万円)以上の中間・富裕層が拡大。20年に12年比2倍の約1千万人に達するとの試算もある。

 医療市場は約1000億円とされ、年率20〜30%で伸びている。複数の施設を運営する病院はなく、三菱商事は市場の開拓余地が大きいと判断した。

 成長するアジアの医療市場の開拓を巡り、大手商社は病院事業を拡大している。三井物産は16年に中間層向けでアジア最大の病院企業に出資した。伊藤忠商事は資本提携している中国の国有複合企業、中国中信集団(CITIC)グループと組み同国内で病院の運営に参入する。

 ただ既存の会社や病院に参画するのが主流で、三菱商事のようにゼロから立ち上げるのは珍しい。ミャンマーを手始めに、他のアジアの国でも病院を広げる方針だ。

 【 2020年代の総合商社論 】

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2017年03月28日

風邪を一日で治す秘密の方法!

 急に真冬なみの寒さがぶりかえしたこの頃、あちこちで風邪をひく人たちが増えてきました。
皆さんはご存知でしたか?医者にも薬にも頼らずに、一日で風邪を治す方法があるということを!

 これを開示したとたんに、全国の内科医の商売は上がったりになってしまうので、公開情報では決して流れることが無いのですが、実話です。。。

 過去15年以上、風邪で医者にかかったことが一度も無い( インフルエンザは別 )僕が実証済みなので間違いないです。

 風邪を一発で治す方法を教えてくれたのは、あろうことか内科医でした。
 熱と咳に悩まされ、内科医にかかったある日、先生が言いました。

 「 別にねえ、たかが普通の風邪ごときで医者に来る必要は無いんですよ。インフルエンザは別ですが。
風邪というのは、ウィルスが喉元に集中するんです。病原菌は体内全部ではなくて喉元に集中するんです。

 だから、風邪にかかったかな? 体調がおかしいな? と思ったら、一日10回、うがいを丹念にして、後頭部を後ろに向けて15秒すれば、まずたいがいの風邪は薬や注射に頼らなくても1日か、せいぜい2日で完治するんですよ。

 今日も風邪の患者がたくさん来院していますけど、プロから見れば、普通の風邪ごときで医者にかかる必要など全然無いのですよ。 」 

 もうビックリ仰天の発言。そしてこのアドバイスは効果てきめんでした。
冬場に風邪のはやっているさなか、熱が出て悪寒を感じ、これから体調崩しそうだと体感したら、一日10回、一回あたり15秒のうがいを、後頭部を後ろに向けて喉元のウイルスを直撃するスタイルでうがいをすれば、多くて2日で風邪は完治するのである。

 おかげで、医者や薬に払う金はここ15年節約し、代りに身体がもっと喜ぶサーロインステーキを食べて冬を過ごしているのです!
お試しあれ!

 【 薬は要らない 】
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2017年03月27日

元気の出る言葉 (204)

「 おれたち商人というのはナンでもアリなんだよ。よく、スポーツの激戦を見てエキサイトする人がいるけれど、商人の勝負に比べればまだ甘い。

 べつにスポーツがいけないと言っているんじゃないんだよ。商売の方がスポーツよりもエキサイトするはずだって言いたいの。

 だって、なんでもありだって言っている格闘技だって、ちゃんとルールはあるよね。でも、商売にはルールなんてない。夜討ち朝駆け、24時間営業、お店の隣に出店を出す。
 でかい声を上げる、本当に何でもアリ。
 商売はエキサイトする仕事なんだよ。」

商売と言うのは基本的になんでもありです。法律は守らないといけませんが、他にルールはありません。

 そのことが本当に分かっていれば、商売をつまらないものだと思うはずがないのです。戦う方法はいくらでも考えられます。

 あの手この手を考えて、全力で戦うのです。だからこそ、商売はエキサイティングで楽しいと、斎藤一人さんは言うのです。

【 斎藤一人 百選百勝 】


【 思わず心がうきうきするフュージョン ”Mornin' " Al Jarreau 】
https://www.youtube.com/watch?v=la0eUKD9kNw&index=28&list=RDQDOUsT7dQjo

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2017年03月26日

アメリカの不動産王 Donald Trump (4)

ロサンゼルス写真.jpg

 成功のもうひとつのカギは、プレッシャーに対処する能力だ。

  人生で何かを成し遂げたいなら、プレッシャーを上手にあしらう必要がある。不動産売買、不動産開発、起業、会社内での昇進。。。

 どれを選択したとしても、あなたは大きなプレッシャーに対処しなければならない。ウォール街のやり手たちも、医者たちも、弁護士たちも、スポーツ選手たちも、政治家たちも、芸能人たちも、プレッシャーだらけの人生を歩んでいる。

 いったい彼らはどう対処しているのだろうか?巨大なプレッシャーの下で、どのように幸せと成功をつかんでいるのだろうか?

 わたしは経験からひとつの教訓を学び取った。
 “ 問題が発生したときには、問題の対応に注力せず、問題の解決に注力せよ ” という教訓だった。
 もしも、問題の対応にありったけのエネルギーを費やしてしまったら、問題の解決策を見つけようとする際、あなたにはどれだけの情熱が残っているだろうか?

 わたしが知っているいくつかの開発会社では、都市計画上の新規制、条例違反、地下水の湧出、建材の紛失など、予期せぬ問題に突き当たると、担当者全員がだらだらと会議をくりかえす。

 彼らは問題の原因と、責任の所在を、長い時間かけて議論し、それから、最悪の事態の想定にとりかかる。
 工期の遅れ、予算オーバー、銀行による資金引き揚げ、市当局による許可取り消し。。。
こんなことにエネルギーを費やさず、解決策の案出に振り向ければ、もっと良い結果が得られるだろう。

 不動産業を始めるとき、わたしはひとつの問題にぶち当たった。欲しい物件に投資する元手がなかったのだ。しかし、わたしはこの問題にとらわれなかった。この問題で歩みを止めなかった。

 わたしは解決策の案出に集中し、元手なしで物件を買うことに成功したのだ!
 わたしからアドバイスをしよう。いったん問題を認識した後は、もっとポジティブな段階へ移行するのだ。自分に愚痴をこぼすにしても、

 「 今の僕にはストレスが溜まっている 」 と言わずに、
 「 今の僕には集中力が足りない 」 と言う方が早く事態を解決に導けるはずである。
 好きなことに集中しているときほど、わたしはストレスを感じずにすむ。

  とはいえ、現実はきびしい。成功体質を備えている人間はごく少数だ。ここでは、ビジネスのプラス面だけでなく、マイナス面についても話をしたい。

 大きな成功を収めるには、、、ここから先はメルマガ ”熱血日記” を購読してお楽しみ下さい。 http://www.mag2.com/m/0001646353.html

 【 あなたも金持ちになれる Donald Trump 】

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2017年03月19日

元気の出る言葉 (203)

潮見坂.jpg

「人は誰もが、人生のどん底を這いずりまわっている。でも、中にはそこから星空を眺めている者もいる。」
 − オスカー・ワイルド、アイルランドの作家

 思考は精神的なエネルギーです。それは欲しいものを手に入れるために必要なお金みたいなものです。

 習慣的な行動を続けていたい衝動に駆られたとしても、自分の望まない思いに、そのお金を使うのをやめなければいけません。

 あなたの体は、しばらくの間は今までどおりの生活をし続けるかもしれません。しかし、あなたの「思い」 は夢と歩調を合わせていきます。

 19世紀の作家ルイザ・メイ・オルコットは、この「思い」 について次のように表現しています。

 陽光のはるかかなたに、私の最高のインスピレーションがある。
 手は届かないかもしれないけれど、
 見上げると、その美しさが見える。
 その存在を信じ、導かれるままに
 進んでいこう。

 「夢」 と 「現実」 のバランスを取り戻そうと思うなら、オルコットの
 「見上げると、その美しさが見える。その存在を信じ、導かれるままに進んでいこう」 という言葉をいつも心の中に抱き続けると良いでしょう。言葉のエネルギーが人生にバランスを取り戻すのに役立つからです。

 あなたの「思考」の中にバランスがもたらされると、人生にもバランスがもたらされ始めるのです。

 【 一瞬で自分を変える法 − アンソニー・ロビンズ、全米ナンバーワンコーチ 】

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住友商事、財務改善、新分野に投資へ

 ―― 2016年4〜12月期はチリの銅鉱山で336億円の減損損失を計上し、資源分野の苦戦が続きました。その背景と今後の見通しを教えて下さい。

高畑恒一最高財務責任者 「同じ鉱山で採掘できるモリブデンをまず生産し、そこで得るキャッシュを元に開発する計画だった。採掘が難航し、銅の価格も想定以上に下落してしまった。減損処理を終え、今は案件に携わる(住友金属鉱山など)3社が採算改善へ協力して取り組んでいる」

 「14年度以降、資源分野で損失が続いた。立ち上げ案件を複数同時に抱えるリスクは避ける。資源価格の回復を見込んでおり、ボリビアの銀や亜鉛の鉱山での税金の引き当てによる損失は補える。今期順調に立ち上がっているマダガスカルのニッケル鉱山も18年ごろの黒字化が期待できる。資源事業は体力の範囲内で今後も続ける」

 ――非資源分野は手堅く利益を出しています。何に注力していきますか。
 「テレビ通販のジュピターショップチャンネルや輸送機リース、デベロッパーも手掛ける不動産など特徴のある事業がキャッシュを生み出している。食品スーパーのサミットなど生活関連も安定してきた。メディア事業は今後も拡大余地があり、中長期の視点で投資していく」

 「アイルランドの青果物生産・販売大手ファイフスを2月に(900億円強で)買収した。当社から十数人が出向き、事業や資産の内容を細かく分析している。まずは企業価値を高め、その後は農場買収など関連する投資も考えていく」

――油井管などの鋼管事業は今期赤字見通しです。減損リスクはありませんか。
 「原油価格が安定し油井管の在庫調整が進んだことで、底入れの兆しが出ている。想定よりは遅れてしまったが、17年度後半には本格回復するだろう。減損テストは当然するが大きなリスクはないとみている」

 ――中期経営計画で掲げる18年3月期に連結純利益2200億円以上との目標は達成可能ですか。
 「一時的な損益を除いて四半期で600億円前後の基礎収益を稼げるようになってきた。1年なら2400億円になる計算で、無理な目標ではない。ただ、資産入れ替えなどで多少の損失が生じる可能性もある」

 ――負債圧縮が進み、キャッシュフローも改善してきました。余剰資金が出たら何に振り向けますか。
 「これまで財務改善を優先してきたため、営業現場から『もっと投資したい』との声が高まっている。19年3月期からの次期中計に向けて経済や産業のメガトレンドを分析しており、例えば自動車の軽量化につながる新素
材など新しい分野に投資していく」

 (引用: 日本経済新聞)

【 30分で分かる総合商社、専門商社 】

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住友商事がモザンビークで火力発電所を受注

 日本の官民が組みモザンビークでインフラ関連事業を拡大する。住友商事は約200億円で火力発電所の建設を受注。石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と三井物産などは技術者育成を支援する。アフリカで人口増加にともなう経済成長が見込まれるなか、日本勢によるインフラ輸出に弾みをつける。

 住商は15日、現地の国営電力公社からガス火力発電所の建設を受注する。首都マプトから700キロメートル北東の土地に2018年着工し、21年の完成をめざす。発電出力は10万キロワットで同国の電力需要の1割を賄う。IHIが発電設備を供給する。

 住商は昨年、日本企業としてモザンビークで初となる火力発電所(出力11万キロワット)の建設をマプト近郊で受注し、18年の完成に向け建設中。合計で電力需要の約2割を賄う。

 JOGMECと三井物産は16日、現地の国営石油会社と天然ガスの採掘技術や人材育成で提携する覚書を交わす。

 千代田化工建設も国営石油会社とガス処理プラントを建設する技術協力で合意する。同国のニュシ大統領は13〜16日に日本を初めて訪問中で安倍晋三首相らとも会談する。同国は天然ガスや鉄をつくるときに使う原料炭が多く産出。有望な調達先として日本企業の関心が高まっている。

 同国の経済成長率は6〜7%台と高水準で推移。ただ、国際協力銀行などによると公的債務が多く、諸外国による財政支援が必要となっている。

 【 総合商社 その強さと次を探る 】

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伊藤忠が中国で会員制ネット通販

 伊藤忠商事は資本提携する中国国有大手、中国中信集団(CITIC)グループと中国で会員制の通販サイトを開く。

 金融分野に強いCITICが抱える約1000万人の富裕層に日本製品を売り込む。まず阪急阪神百貨店や九州旅客鉄道(JR九州)が高級食材などを販売する。的を絞り込んだ販路が確立できれば日本企業も購買意欲が旺盛な中国の富裕層の需要を開拓しやすくなる。

 CITICグループは中国で1位の証券や信託会社、同7位の銀行など金融部門を筆頭に、不動産や建設、資源開発・製造業など幅広く手がける複合企業。約12万人の従業員を抱える。香港に上場する中核子会社、CITICリミテッドの連結純利益は15年12月期で418億香港ドル(約6000億円)だった。

 CITICグループは顧客や取引先などで1000万人規模の富裕層を抱える。傘下の銀行や証券会社の顧客向けに金融商品や不動産などを販売する会員制サイト「中信e家」を運営しており、富裕層が多い同サイトの優良顧客も会員制のネット通販に呼び込む。

 サイトは16日に試験開設する。まず阪急百貨店やJR九州の駅ビル「JR博多シティ」が販売する銘菓や地元の調味料、飲料など約200社が手がける約3000の商品を販売する。その後に北海道や北陸など日本各地の小売業4〜5社と連携し、7月をメドに品ぞろえを1万点に増やす。

 販売価格は関税などが上乗せされ、日本の2倍程度になる見通し。衣料品や化粧品に品ぞろえを広げて3年後に年間300億円の販売をめざす。

 中国では富裕層が増えている。英調査会社のユーロモニターによると、中国で可処分所得が3万5千ドル(約400万円)を超える富裕層は2016年で3911万世帯。10年と比べると3.6倍に膨らんでいる。20年には約9000万世帯になるとの推計もある。

 中国のネット通販市場ではアリババ集団が運営する通販サイト「淘宝網(タオバオ)」などが人気だ。日本製品も販売されているが「本物と偽物の商品が混在している」(20代の中国人女性)との指摘もある。伊藤忠は会員制の安心感を売り物に富裕層を開拓する。

 伊藤忠は中国市場の開拓を強化するため、15年にCITICグループに6000億円を出資した。ネット通販ではCITICに加え、タイ財閥チャロン・ポカパン(CP)、携帯電話の中国移動など4社とビジネスを始めたが、今後の方針を巡り足並みがそろわず試験運営にとどまっていた。

 【 伊藤忠 躍進の秘密 】

posted by ヒデキ at 07:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊藤忠商事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする