
(写真: 英虞湾、伊勢志摩、三重県)
“楽観主義を身につける。” Power of Optimism
自分のメンタルが最強になるのに最適な方法です。
仕事で、勉強で、社会イノベーションで成功するのに強力な武器になる“積極思考” は、鋼(はがね)のメンタルもセットで持ち合わせていないと、威力を発揮しません。
でも、どうやって鋼(はがね)のメンタルを育てるか、教えてくれる学校はありません。
「今は逆境だけど、これから良くなる」 と考えられる人か、
「もうだめだ俺。しかたが無いからこの道はあきらめて、別の仕事を探すか。」
悲観主義(Pessimism) で考える人と、楽観主義(Optimism) で考える人とでは、短期間では差はでませんが、10年、20年と長期間にわたり比較すると、大きな差が出ます。
僕の周りにいる友達や会社経営者、外資系金融で成功した同僚などは、楽観主義者が多いです。端的に言えば、アメリカの会社で働いているアメリカ人など、明るい楽観主義者が国民性みたいなものですし、そこで長く働けば、自然と楽観主義に染められます。
僕が尊敬していた米系証券会社の上司だった部長さんは、いつも物事を楽観的に考え、できないことをいかにして出来るようにするか、柔軟な考えで仕事をしていました。
「出来ないことをあきらめる」 のでは人間の進歩はありません。
「出来ないことをいかにして可能にするか」 という姿勢にこそ、創造力やイノベーションが発揮され、進歩していきます。
僕はこの部長さんの下で働くのが大好きでした。
たとえ厳しい局面でも、人に笑顔を向けてオフィスの雰囲気を明るくするところも。
もちろん楽観的に考えても、かならずそれが実現することはありません。
コロナ禍がそのうち終わるだろうと楽観的に考えていた私も、2年半も続くとは、予想だにしていませんでした。
当初の予想より逆境に陥ったとしても、そこで楽観主義の旗を降ろすわけには行きません。その場、その場でベストな最善策を考えて、それを実行していかないといけません。
“楽観主義者” とは、自分の能力や、可能性に絶大な自信をもって、少々のことではヘタレない根性や精神力も同時に持っている人だと思います。
プラスを考えつづける思考の裏には “精神の強じんさ” がセットでないと、難しいのです。
それはそうですよね?

「出来ないことを出来る」 と言ったり、誰が考えても不可能なことを可能だと言ったら、バカだと思われますよね。
難しい局面でも、あえて明るい未来を信じて、自分の最善をつくしていくには、そうとう強いメンタルが必須です。
それを創るにはどうしたら良いでしょうか?

ひとつには、自分で作った日々の目標を破らずに続けていくことが一つの有効な方法です。また次回に、つづきをお話しますね。
(つづく)